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2006.01.12
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カテゴリ: ルグリ
2006年1月12日、14日 シュツットガルト州立歌劇場

DSCF0414.jpg

振付:ジョン・クランコ
音楽:チャイコフスキー

オネーギン:マニュエル・ルグリ
レンスキー:ミハイル・カニスキン
ラーリナ夫人:メリンダ・ウィザム
タチヤーナ:マリア・アイシュヴァルト
オリガ:エレーナ・テンチコワ
乳母:ルドミラ・ボガート





シュツットガルト州立歌劇場は、宮殿に続く公園の、とても静かな一角に建っている。1400人収容だから、パリよ3割くらい小さいのかな?公園の中を歩いて劇場に向かうので、何だかほのぼのした雰囲気。

全体としては、12日はオーラ控えめで調和重視、14日は最初から気合が入っていて最後まで走り抜けたような感じだった。1幕1場のヴァリエーションは、やっぱり少し踊りにくそうだったけれど、その後はさすがのひとことだった。

ルグリは笑わないオネーギン。特に14日は、見ているこちらが怖くなるくらい、冷たい冷たい人だった。でもね、ルグリ@オネーギンは「相手が誰でも拒絶する」と無意識に決めて、傷つきやすい自分を守っていただけなんだと思う。だから、心ならずもタチヤーナの手紙に何かを感じてしまい、そんな自分にいらだっていたんだよね。

名の日の祝いのとき、よく観てるとすごく細かい演技で、ずっとタチヤーナを目で追っていた。もし本当にどうでも良い相手ならば、無視する事だって、誰かに手紙を返してもらうことだって出来たんだけど。

私の勝手な解釈だけど、せっかく「雪どけの時期」が来ていたのに、本人がそれに気づく前に、チャンスを逃してしまったのかもしれない。

数年後グレーミン公爵の夜会に現れたときのあの憂鬱は、そういう不本意な人生に、更に深く傷ついた姿だったのではないかしら。

手紙のPdDは、ところどころに鏡のPdDの振りがリフレインされていて(似ていただけかも?)、皮肉な形でタチヤーナの夢が実現しているようで悲しかった。甘いPdDと悲しいPdD、どちらも超絶技巧の連続なのに、少しもアクロバティックな雰囲気を感じさせないふたり、素晴らしいです。

タチヤーナ役のマリア、女優さんといってもいいくらいの演技!無垢な少女が恋を知り、そして公爵夫人へと美しく成長していく。その変貌ぶりは、目を見張るものがあった。ルグリとのパートナーシップも素晴らしく、今回は、相乗効果による成功だったと思う。

そして私には、もうひとつ感動したことが。私は最近ルグリファンになったので、何を観ても既に「完成型」。でも、今回初めて、「手探りで前に進む姿」を、少しだけ見せてもらった気がした。その過程を、ファンとして一緒に体験できて(ご本人は、そんなつもりはないでしょうけれど~(笑))心に迫るものがありました。

この公演を観ることができて、本当に幸せでした。





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Last updated  2006.01.16 23:07:57
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