昨日は『最強の二人』を観に行ってきました。
「人と関わるってこういうことなんだな。
生きてる喜び、ってこういうことだ。
正直に大胆に関わるドリスは、なんて素敵なんだろう。
偽善を見抜き本音で生きるフィリップも素敵」
映画館を出てしばらくは、感動の余韻で
いろんなシーンが頭の中でリフレインしました。
首から下が麻痺している富豪の男性フィリップと、
スラム街の黒人青年ドリス。
フィリップの介護役としてドリスは雇われます。
他の人が遠慮がちにフィリップと関わるのと比べ
ドリスは遠慮なく、感じたままを正直に言い、雇用主として
ではなくまるで友達のように最初から関わっていきます。
朝の4時にパリの街に連れだしたり、
ちょっと不埒なことに誘ったり、
勇気を出して文通相手に電話をさせたり、
そして最後にはフィリップが自分を隠さずに直接、恋焦がれる人に
会わせるようにしたり・・・。
私は最近、「コーチとしてのプレゼンス」について
ずっと考えていたのですが、
具体的なイメージがつかめずにいました。
・一瞬一瞬を軽やかに対応しつつ存在感があり柔軟である
・直感にアクセスし内側の感覚を信頼する
・知らないことにオープンであり、リスクを恐れない
・ユーモアを効果的に利用することができる
・物の見方を大胆に変えることができる
・感情面を自信を持って取り扱うことができる
と国際コーチ連盟の定めるコアコンピタンシーにあります。
映画を見終わったとき、ドリスの在り方に
”これだ!私が探してたモデルは!”と思えました。
「ああ、こんな風に人と関われるって凄いことなんだ。
人生が変わっていく関わり方だ」
私がいきなりドリスのようになったら、私ではなくなる
ので、ドリスのようになろうとは思わないのですが、
ドリスの持っている要素を私らしい形で身につけたい、
そしてクライアントの方の人生が「生きている」と
感じられるような関係性を作りだしたい、
と本当に心から思いました。
それには少し勇気がいるけれど、勇気を出してみようと
思います。
本当に素敵な映画でした。
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