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新人弁護士は、かならず1件は、国選事件を受けなければなりません。
これは、研修なのです。
(なお、このときの国選というのは、被告人国選事件です。)
弁護士会側も、研修ということで、あまり大変ではないものを割り当てるようにしているようですが、
なにせ、起訴状一本主義、予断排除の原則です。
弁護士会の方も、詳細な事件の内容はわかりません。
国選事件は、弁護士が選べるのですが、
その判断材料は、罪名、勾留場所、逮捕日、起訴日そして起訴事実ぐらいです。
会ってみないと(開示記録を見てみないと)被告人の主張はわかりません。
会ってみると、起訴事実を否認していることもあります。
ある程度の予測しかできないまま、受任することになります・・・
さて、ということで、長かった私の初めての国選事件が、とうとう終結しました。
追起訴はないにもかかわらず半年以上かかりました。
第1回公判は私がインフルエンザにかかり延期してもらう、というハプニングから始まりましたが、これだけだが長引いた原因ではないと思います。
この間、様々な方々にご相談し、悩み、ときには思い切って進めたので
とても勉強になりました。
被告人からも「先生がよくやってくれた。」という嬉しい言葉をもらいました。
頑張ったことが確実に形になるとはかぎりませんが、
無駄にはならないということが分かり、
初めての国選事件は忘れられない事件になりそうです。