Phil Palmer [フィル・パーマー] (Guitar) Simon Bloor [サイモン・ブロアー] (Guitar, Keyboards) Kirsten Joy [カーステン・ジョイ] (Background Vocals) Kate Westall [ケイト・ウェストール] (Background Vocals)
[曲目] 01.Video Killed The Radio Star (The Buggles) 02.Two Tribes (Frankie Goes To Hollywood) 03.Kiss From A Rose (Seal) 04.Rubber Bullets (10cc) 05.All The Things She Said (t.A.T.u.) 06.Downtown Train (Tom Waits)
08.Living In The Plastic Age (The Buggles) 09.The Dean And I (10cc) 10.Fly From Here , Pt.2 : Sad Night At the Airfield (YES) 11.Soon (YES) 12.Owner Of A Lonely Heart (YES)
14.I'm Not In Love (10cc) 15.Johnny On The Monorail (The Buggles) 16.Check It Out (will.i.am and Nicki Minaj) ※最後の括弧はオリジナル歌手又はバンド
「日本に来られて光栄だよ。1979年に戻った所から始めるね」と、いきなり「ラジオスターの悲劇」で開演。自分は高校生の多感な時期に聴いたので、これは思い出深いです。ちょっと泣いてしまいそうになりながら、小さな声で一緒に歌いました(笑)。セリフと警報の後はギターのリフが壮絶格好良い「Two Tribes」。歌のないインストでしたが、その分トレヴァーのベースがしっかり聴こえて嬉しい。90年代のSeal、70年代の10ccは正直自分的にはマッチせず。2000年代のt.A.T.u.はさすがの大ヒットなので覚えがあります。t.A.T.u.の謎の色気はともかく(笑)、ボーカルは今回の二人の方がうまいかも。「Downtown Train」はTom WaitsよりもRod Stewartでお馴染み。渋いです。「Slave To The Rhythm」のオリジナル歌手Grace Jonesは64歳になるのにいまだにハチャメチャやってますね(笑)。この曲はアダルトな雰囲気で格好良いですが、Grace Jonesの存在感あるボーカルと比べると、カーステンが多少劣るのは仕方ないところ。「Living In The Plastic Age」は木琴みたいな音が上下するのが好きなのです(笑)。ここではドラムに痺れました。DXシートで上から眺めていたので、ドラムの動きがよく見えたんです。10ccを挟んでYESメドレー。しっとりした「We Can Fly From Here」から生オーケストラヒット最高(笑)の「Owner Of A Lonely Heart」。短いけど途中のジャズ・フュージョンピアノ風ソロが超絶格好良いです。でもこの曲はやはりギターですよね。25周年のDVDみたいなド派手なギターアンサンブルではありませんが、フィル・パーマーが淡々とした達人の様な佇まいで、それでいながらきらびやかに弾いていました。Sealを挟んで10ccの大ヒット曲「I'm Not In Love」。ロル・クレームがキーボードを弾いていましたが、シンプルな演奏なのに奥深いです。「Johnny On The Monorail」はバックのカッティングギターがいいです。そして「Check It Out」。これは「Video Killed The Radio Star」のカバーで、ラップ風で面白いです。トレバーのラップ歌唱も堂に入っています。しかし他人にカバーされた曲を更にカバーするってわけがわからないですな(笑)。
本公演は懐メロと言ってもいいんですが、1970年代から2000年代と振れ幅が広すぎ(笑)。それだけプロデューサーとして長く活躍してきたということですね。演奏者も皆達者でした。ギターはどの曲も痺れました。ドラムも良かったです。「I'm Not In Love (10cc)」のマレットは渋いですし、「Living In The Plastic Age」のリズムの刻み方に血がたぎりました(笑)。ただ、トレヴァーはThe Art of Noiseの「Close (to the edit)」を生ベースでやって欲しかったです。これだけが残念。DVD「Produced by Trevor Horn」ではやっていて興奮しましたので。でもベースもプロデュースも縁の下の力持ちな存在ですから、トレヴァーは派手にやるつもりはないのでしょう。
尚、翌日の8月6日には17曲目として「Everybody Wants To Rule The World (Tears For Fears)」をやりました。フジテレビNEXTの生中継を録画して見ましたが、この曲はギターのフィル・パーマーがオリジナルのレコーディングに参加していたそうな。冒頭のあの爽やかなギターはフィル・パーマーなのかな。そしてトレバーはこの曲がお気に入りなのだそうです。脱力させられる程、肩に力の入ってない素直さですね(笑)。うーん、8月6日のステージも生で見たかったです。