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2012.08.10
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カテゴリ: 音楽
[日時]2012/08/05(日) 16:30開演 (1st セット)

[料金]¥11,000(DXシート)
[時間]1時間15分
[出演者]
 Trevor Horn [トレヴァー・ホーン] (Vocals, Bass Guitar)
 Lol Crème [ロル・クレーム] (Vocals, Guitar, Keyboards)
 Ash Soan [アッシュ・ソーン] (Drums)
 Peter Gordeno [ピーター・ゴーデノ] (Vocals, Keyboards)

 Phil Palmer [フィル・パーマー] (Guitar)
 Simon Bloor [サイモン・ブロアー] (Guitar, Keyboards)
 Kirsten Joy [カーステン・ジョイ] (Background Vocals)
 Kate Westall [ケイト・ウェストール] (Background Vocals)

[曲目]
 01.Video Killed The Radio Star (The Buggles)
 02.Two Tribes (Frankie Goes To Hollywood)
 03.Kiss From A Rose (Seal)
 04.Rubber Bullets (10cc)
 05.All The Things She Said (t.A.T.u.)
 06.Downtown Train (Tom Waits)

 08.Living In The Plastic Age (The Buggles)
 09.The Dean And I (10cc)
 10.Fly From Here , Pt.2 : Sad Night At the Airfield (YES)
 11.Soon (YES)
 12.Owner Of A Lonely Heart (YES)

 14.I'm Not In Love (10cc)
 15.Johnny On The Monorail (The Buggles)
 16.Check It Out (will.i.am and Nicki Minaj)
 ※最後の括弧はオリジナル歌手又はバンド

 2004年11月11日にトレヴァー・ホーンのデビュー25周年記念ライブがありました。それはそれは大規模なイベントで、トレヴァーがプロデュースしたミュージシャンが大挙登場したのでした。この為に渡英した作家高野史緒さんのレポートを偶然読んで、私は大興奮したものでした。こんな豪華でめちゃくちゃなライブが存在していていいのか、と。該当ページは以下。全編愛に溢れていますよ。

Produced by Trevor Horn

 その後CSのミュージックエアで放送され、2007年には日本でDVDが発売されましたが、映像を見るとあまりの豪華さにくらくらしました。それからはトレヴァーの来日を待ちわびる日々。そして遂にその日を迎えることになったのです。5年以上待ち望んだ、いやThe Bugglesから数えたらウン十年の、まさに待望の初来日です。見やすい座席が確保できないと困ると思い、座席指定のチケットを確保してしまった程。本当は自由席でなるべく近くで見たかったんですけどね。

 「日本に来られて光栄だよ。1979年に戻った所から始めるね」と、いきなり「ラジオスターの悲劇」で開演。自分は高校生の多感な時期に聴いたので、これは思い出深いです。ちょっと泣いてしまいそうになりながら、小さな声で一緒に歌いました(笑)。セリフと警報の後はギターのリフが壮絶格好良い「Two Tribes」。歌のないインストでしたが、その分トレヴァーのベースがしっかり聴こえて嬉しい。90年代のSeal、70年代の10ccは正直自分的にはマッチせず。2000年代のt.A.T.u.はさすがの大ヒットなので覚えがあります。t.A.T.u.の謎の色気はともかく(笑)、ボーカルは今回の二人の方がうまいかも。「Downtown Train」はTom WaitsよりもRod Stewartでお馴染み。渋いです。「Slave To The Rhythm」のオリジナル歌手Grace Jonesは64歳になるのにいまだにハチャメチャやってますね(笑)。この曲はアダルトな雰囲気で格好良いですが、Grace Jonesの存在感あるボーカルと比べると、カーステンが多少劣るのは仕方ないところ。「Living In The Plastic Age」は木琴みたいな音が上下するのが好きなのです(笑)。ここではドラムに痺れました。DXシートで上から眺めていたので、ドラムの動きがよく見えたんです。10ccを挟んでYESメドレー。しっとりした「We Can Fly From Here」から生オーケストラヒット最高(笑)の「Owner Of A Lonely Heart」。短いけど途中のジャズ・フュージョンピアノ風ソロが超絶格好良いです。でもこの曲はやはりギターですよね。25周年のDVDみたいなド派手なギターアンサンブルではありませんが、フィル・パーマーが淡々とした達人の様な佇まいで、それでいながらきらびやかに弾いていました。Sealを挟んで10ccの大ヒット曲「I'm Not In Love」。ロル・クレームがキーボードを弾いていましたが、シンプルな演奏なのに奥深いです。「Johnny On The Monorail」はバックのカッティングギターがいいです。そして「Check It Out」。これは「Video Killed The Radio Star」のカバーで、ラップ風で面白いです。トレバーのラップ歌唱も堂に入っています。しかし他人にカバーされた曲を更にカバーするってわけがわからないですな(笑)。

 本公演は懐メロと言ってもいいんですが、1970年代から2000年代と振れ幅が広すぎ(笑)。それだけプロデューサーとして長く活躍してきたということですね。演奏者も皆達者でした。ギターはどの曲も痺れました。ドラムも良かったです。「I'm Not In Love (10cc)」のマレットは渋いですし、「Living In The Plastic Age」のリズムの刻み方に血がたぎりました(笑)。ただ、トレヴァーはThe Art of Noiseの「Close (to the edit)」を生ベースでやって欲しかったです。これだけが残念。DVD「Produced by Trevor Horn」ではやっていて興奮しましたので。でもベースもプロデュースも縁の下の力持ちな存在ですから、トレヴァーは派手にやるつもりはないのでしょう。

 尚、翌日の8月6日には17曲目として「Everybody Wants To Rule The World (Tears For Fears)」をやりました。フジテレビNEXTの生中継を録画して見ましたが、この曲はギターのフィル・パーマーがオリジナルのレコーディングに参加していたそうな。冒頭のあの爽やかなギターはフィル・パーマーなのかな。そしてトレバーはこの曲がお気に入りなのだそうです。脱力させられる程、肩に力の入ってない素直さですね(笑)。うーん、8月6日のステージも生で見たかったです。

フジテレビNEXT該当ページ

 おやじバンド(笑)になっちゃったとはいえ、生The Bugglesが聴けたから幸せでした。トレバーは白髪だし年相応にふっくらしていましたが、声は変わっていませんし、風貌は飄々とした感じでどこか子供の様。先日のトーマス・ドルビーといい、おやじ達は元気ですね(笑)。楽しい時間を過ごせました。

ビルボードライブ東京該当ページ

 レポートを書くにあたり検索して見つけた参考すべきサイト。

Takano's diary

  前述の高野史緒さんのブログ。

The Works Of Trevor Horn

  トレヴァーのお仕事をまとめています。労作です。

トレヴァー・ホーン&ロル・クレーム The Producers at Billboard Tokyo

  コロンさんのライブレポート。

トレヴァー・ホーン、 ロル・クレーム、アッシュ・ソーン「プロデューサーズ」2012年8月来日公演

  今回のライブのセットリストをネット上の動画で再現したサイト。

rockin'onライブレポート

  rockin'onのライブレポート。



Trevor Horn / Slaves To The Rhythm 〜concert For Prince's Trust 【DVD】





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最終更新日  2013.07.26 01:37:47
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