マリインスキー「眠りの森の美女」Part1

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2009年12月04日

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Mariinsky Ballet　Japan Tour 2009 Nov-Dec

Tchaikovsky
The Sleeping Beauty

December 4 (Fri.) 18:30
Tokyo Bunka Kaikan

Starring:
Alina Somova
Leonid Sarafanov

マリインスキー・バレエ

Day2 in Tokyo

ソーモワ＆サラファーノフ
Part1

2009年12月4日(金)
上野・東京文化会館

音楽：チャイコフスキー
振付：プティパ (1890年)
改訂振付：コンスタンチン･セルゲーエフ (1952年)
台本：イワン･フセヴォロジスキー
マリウス･プティパ
装置･衣裳：シモン･ヴィルサラーゼ

管弦楽：東京ニューシティ管弦楽団

オーロラ姫：アリーナ･ソーモワ
国王：ウラジーミル･ポノマリョーフ
王妃：エレーナ･バジェーノワ
デジレ王子：レオニード･サラファーノフ

　　　　　　　：マクシム･ジュージン
　　　　　　　：アレクセイ･チモフェーエフ
　　　　　　　：デニス･フィルソーフ
リラの精：エカテリーナ･コンダウーロワ
優しさの精：マリーヤ･シリンキナ
元気の精：アンナ･ラヴリネンコ
鷹揚さの精：エレーナ･ユシコーフスカヤ
勇気の精：ヤナ･セーリナ
のんきの精：ヴァレーリヤ･マルトゥイニュク
ダイヤモンドの精：ヴァレーリヤ･マルトゥイニュク
サファイアの精：マリーヤ･シリンキナ
金の精：アンナ･ラヴリネンコ
銀の精：エリザヴェータ･チェプラソワ
悪の精カラボス：イスロム･バイムラードフ
カタラビュット / ガリフロン：ソスラン･クラーエフ
家来：アナトーリー･マルチェンコ
フロリナ王女：ダリア･ヴァスネツォーワ
青い鳥：マクシム･ジュージン
白い猫：ヤナ･セーリナ
長靴をはいた猫：グリゴーリー･ポポフ
赤ずきん：エレーナ･ユシコーフスカヤ
狼：アナトーリー･マルチェンコ
子供たち：バレエシャンブルウエスト

Revised Version

＋＋＋

マリインスキーバレエの眠り、良かったです。
伝統版！
まさに王道！

昔映像で見たコルパコワ主演のキーロフ版とまったく同じでした。
セットもまったく同じ。
振り付けも多分。

なんといっても
きょうは
コンダウーロワでした。
でかい！
まるでパリオペのジロです。
これはパートナー探しが大変そうです。
ほかの精たちが子供みたいに見えました。
ちょうど「もののけ姫」
に出てくる巨大な狼の周りに仔犬がうろうろしているみたいな
あんな感じでした～
踊りはだもんでダイナミック！です。
オーラ放ってました。

もちろんお目当てはサラさまだったのですが
絶好調！というわけではなく
超絶技巧も封印してました
それでも普通にすごいとこがすごいんだけど…

ソーモワもものすごく進化してました
エレガントに優雅になってました。
あのはねっかえりの暴れ馬が大した変身ぶりです
びっくりしました。
よほど先生が厳しく教えたんでしょうね
へんなくせはすべて消えてました。
超絶技巧も封印していました。
つくづくやっぱりこの｢眠り」だけは伝統を貫くという
バレエ団の姿勢が見えたような気がしました。

青い鳥のジュージン♪
ハンサムで
優雅で
しかも鳥でした！
すばらしかったです。

しかし平日の18：30に始って22：10に終わるのはしんどい。
休憩3回が痛かった。
せっかくお子様から大人まで楽しめる｢普及版」なのに
遅すぎる！
体力勝負になってしまうよね最後は。

プロローグ

お城。
お姫様が生まれた。
カタラビュットが仕切っています
みんな背が高くてきれいだなあ…

王様と王妃が入場
王様は招待客をチェックします。

リラの精といろんな精たちがやってきます

この幕はリラがメインです
コンダウーロワがひときわ大きくてダイナミックなので
ほかの精たちがみんなかすんで見えました。

カラボス登場
バイムラードフも憑依タイプです
このカラボスはちゃんと女性でした。
足の不自由な歩き方をしますがちゃんと女性してて
バイムラードフってただもんじゃないと思いました。
イーゴリ公のだったん人の踊りを見ましたが、あのエキセントリックさとは別人になっていました。
しかしアクシデント
舞台上で転んでしまいました。
なんでもないところで。
これにはびっくりです。
何事もないよう舞台は続きます。

彼が魔法をかけると
少女のオーロラの幻影が現れます。
10歳ぐらいの日本の少女です。
彼女をカラボスがさわると呪いがかかります
ゆりかごの前に立って通せんぼする王妃

精たちも効果ありません

リラが現れ、彼の魔力を弱め帰らせます
王は感謝します

第1幕

16歳のお誕生日。

ここのコールドも見事！

子供たちもめちゃうまでびっくりでした。

手先までおとなっぽい。
私だったらもっと子供には子供らしく踊らせるが…
この子供たちはまるでプロでした。
そうとう練習したんでしょうね。

お待ちかねキャバリエたちが登場します。
しかしみんな帽子に髭なもんで…
誰が誰だかわからん！！
ズヴェレフとジュージンがいるはずなんだけど…
どこ？と思ってる間に
オーロラが出てきます。

ソーモワ、すばらしい！
その並はずれた抜群の運動能力、ジャンプ力、回転力はそのままに
優雅にエレガントに成長していました。
えらい。
数年前とは雲泥でした。
グランジュテの足が高くて驚愕します。

ローズ・アダージョ

最初のポワントのアチチュードでのバランス
すべてアンオーに手を持って行きました
完璧です

次のバランスでは
ポワントのアチチュードでプロムナード
手は上げずにすべてこなしました

ソロ
ピルエットは
3回転
2回転
3回転、最後は3回転と回りました。

彼女は2幕や終幕よりこの1幕が一番良かったです。

カラボスが現れ呪いがかかってしまいます。

お姫様は100年の眠りについたのです。

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「眠りの森の美女」の振付　プティパ版とヌレエフ版

Part2へ続く

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