2011年05月12日
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MET Live in HD 2010-2011
Gioachino Rossini : Le Comte Ory
April 9, 2011

Conductor Maurizio Benini

Production Bartlett Sher
Set Designer Michael Yeargan
Costume Designer Catherine Zuber
Lighting Designer Brian MacDevitt

Countess Ad?le : Diana Damrau

Ragonde : Susanne Resmark
Count Ory : Juan Diego Fl?rez
Raimbaud : St?phane Degout
The Tutor : Michele Pertusi


MET オリー伯爵
ライブ・ビューイング

雨の銀座。

皆さまの評判があまりにもいいのでやはりオリーだ!と優柔不断な私はやっと決意し、
終了の前の日に行ってきました。

やはりバートレッド・シャーの才能に驚嘆しました。
これぞ演出だよ

多分オリジナル版とはすべて味付けが変わっているはず。

オリジナル版は多分ズボン役の女性が演ずるイゾリエを伯爵夫人だと勘違いしたオリー伯爵が襲っちゃって、あとでえ~!!
色好み伯爵は懲らしめられました!
…ということなんだろうけど、
巧みに(やってることは同じだが)意味合いが違ってきている。

しかしこの3人が演じると本当にいやらしくないんだよね。
セクシャリティを感じるというよりもやはりコメディによっているというか。

ロッシーニははっきり言ってドタバタコメディでまるでドリフターズを見ているようで、
笑いが主体の作品なんだよね。
その部分はちゃんとやりつつ、歌はすごいわ、
劇中劇で二重構造になっているわ
実は解釈が読み替えられた展開になってるわで
もう~驚嘆の作品だよね。

でもバートレット・シャーの作品て好みが分かれると思うんですよね。
あのバーバー・オブ・セビール
マッティがフィガロだったあれとホフマン物語カレイヤ主演の、あれもシャーなんだよね。

バーバーも派手でね~極彩色で
色の派手な感じとかが今回の作品にシリーズ?ってぐらい似ている。
ロッシーニだしね。

ホフマンはやはりすごくゴシックなグロさが加味されていて
なんかすごくこれも別世界なんだよね。

好みが分かれると思うけど…

すごく演出が強い!主張している!ので歌だけを聴きたい人には本当どうかなというぐらいの作品。
私は大歓迎だけど。
最初に見るヴァージョンとしてはおすすめできないよね。

帰り道にさっそくロッシーニを聴こう!と思ったら今のiPhoneになにひとつロッシーニが入ってない!
はは…
いかに最近ロッシーニを聴いてないかだ。

さて歌手なんですけど♪

もう~ズボン役のジョイス・ディドナートがかっこよくってえ~!
もう大ファンにさらに加速しちゃいました。
ベルサイユのばらのオスカル萌えです。
可愛くって演技もうまいし、
もうハンサムな青年にしか見えないし。
歌がまた!本当にうまい!
私は低音の方に引かれる傾向があるのは
カレン・カーペンター以来実証済みなんですけど
やっぱりステキ~
ジョイス見たいな~見たいな~
いつかは絶対生で聴きたい歌手!
それもズボン役で(照)

そしてやはりタイトル役のJDF,ファンディエゴ・フローレスですけど
本当すごい!
いや~この人の歌唱はマイクでは絶対に実態がわからないぐらいすごいんですけど
Live in HD でもそのすごさは実感できました。

これを聴いちゃうとあらゆるテノーレ・レッジェーロを聴き比べたくなる。
シラグーザは?コリン・リーは?

ハイCだかハイDだか Dフラットだか、何べん出てくるんだ?
というぐらい軽く最初の歌唱から最高音がなんなく出てくる
もちろん彼に何のためらいもない。
どうだ!ってぐらいの自信に満ちた歌唱。

ただ彼のお気に入りのゆっくりしたアダージョのいわゆる聞かせどころのアリアっつーのこの作品ないんだね?ありましたっけ?あったかもしれない…

連隊の娘の連続でハイcを決める派手さとかはないけど
普通に最高音だらけなんだよね~

そしてディアナ・ダムラウ。産後だからかふっくらしていたけど
ものすごくコメディな演技がうまいんですね。
びっくり
彼女はコメディエンヌだったんだ、実は!
それもすごいコロラチューラを歌いながら
さわりまくる伯爵に{?}という表情をして見せたりと
演技に歌唱に両方大忙しですごく驚嘆する。
本当すごいよ~

そしてダムラウとディドナートが本当に愛し合っている恋人のように仲がいいのも微笑ましい。ああうらやましい。女学生ののりで楽しくやっているみたい。

※内容にふれますのでご注意ください。

第1幕

解説するルネーフレミングの後ろを通りぬけていく役者。
すでにもうここから始まっている。
劇中劇で
中世 12世紀のお芝居を見ている多分17世紀の人たち(?)
見ている人っていうのは私たち観客のことなの。

つまりタイムスリップして芝居を見ているわけ。

だから十字軍が出征していきました、涙の別れとかもきまりきったお芝居風。
え~といういわゆるだささも昔の芝居だからわざとそうしている。
だからいっしゅ爽快感がある
リアリティーがいらないんだからね。

行者のなりをしてオリー伯爵が現われ
村の娘たちと楽しく過ごす。
これも宗教的な行者から読み替えで多分享楽的な行者になっている。

トレイラーかなんかでフランス語だ!と知っていたのであれだたけど
いきなりだったらなんでフランス語?と驚いたろうな。

ペルトゥージのお守役の長々とした歌唱はいけてなかったな
シャーも言ってたけどロッシーニの繰り返しの多い歌唱展開がなかなか現代ではつらいんだよね
何回同じ歌詞を歌うんだ!?という…

ステファン・デグーというフランス人が行者を宣伝する担当。
はじけた演技と歌唱。
低音です…!

伯爵の小姓(ページ)であるイゾリエはいとこの伯爵夫人に恋をしているのでなんとかして城に入り込みたい。
行者が伯爵の変装と知らずに行者に相談する。
行者は逆にイゾリエにアイディアをもらう。
そうかあ~そうすれば潜り込めるぞ!

お城
ものすごくでかいふくらんだドレスの伯爵夫人。
何かに悩んでいる
彼女は行者に相談するんだが突如自分で勝手に気付く
私はイゾリエに恋してるのよ!!
この勝手な展開が(笑)。
イゾリエは大喜び
しかし伯爵とその仲間は怒る。

伯爵が水戸黄門のように本来の姿を明らかにするのが本当笑える。

休憩

JDFインタビュー。
ハンサム!
自宅で水中出産で息子が生まれたと語る

シャーのインタビュー。

ディドナートとダムラウのインタビュー。

第2幕

雷と雨風の演出(笑)
しつこいわー!(笑)

伯爵に狙われている尼僧の一団を城に保護することにする伯爵夫人。

でも実は尼僧は伯爵だったというべたな展開。

でも実は伯爵夫人はもうすべてわかっていて逢引のために一行を引き入れたのだ
と思わせる節も。

尼僧と伯爵夫人のシーンも爆笑。

一方デグー演じる伯爵の部下は城の貯蔵庫のワインをかすめ取る。

男たちはワインで大喜び。

女たちとよろしくやり出す。

怖い叔母さんは結局お守役のペルトゥージとくっつく(笑)

そして問題のシーン(笑)

イゾリエと伯爵夫人とオリー伯爵の爆笑の…
(以下18歳以下自粛)

あ~笑った笑った。
おとなの展開にいきなりなっちゃって。

大団円…ではないけど
楽しく終わる
結局男たちは楽しむだけ楽しんで去っていき、女たちも満足、
知らないのは十字軍の男たちだけという。

イゾリエは城に残って伯爵夫人の兄上にあいさつする。
めでたしめでたし
で、いいのかな~?
ちゃんちゃん。





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最終更新日  2011年05月14日 23時25分27秒


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