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2026年08月01日
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猪鼻俊男 経済産業省イノベーション・環境局計量行政室長の着任の挨拶

経済産業省計量行政室 室長の異動 新室長は猪鼻俊男氏(2026年7月1日付)

 2026年7月1日付で経済産業省の幹部級の大幅人事異動があり、この異動ではイノベーション・環境局計量行政室の新室長に猪鼻俊男(いのはなとしお)氏が着任。猪鼻俊男新室長の着任は前職との併任の関係により、実際に計量行政室の業務に携わるのは7月8日から。

 前任の仁科孝幸氏は同日付けで資源エネルギー庁長官官房業務管理官に異動。仁科孝幸氏は異動にあたり次のような談話を本紙に寄せている。「3年3か月の間、多大なるご支援とご協力を賜り、誠に有り難うございました。多くの方々とのご縁に恵まれ、計量行政に携わる中で貴重な経験を積むことができましたこと、心より感謝申し上げます」。


計量行政の着実な実施に向けて 経済産業省イノベーション・環境局計量行政室 猪鼻俊男


写真は 経済産業省イノベーション・環境局計量行政室長 猪鼻俊男氏

 7月1日付けで計量行政室長に就任いたしました猪鼻俊男でございます。ご挨拶の機会をいただき、厚く御礼申し上げます。

 まず初めに、私自身、10年ほど前に計量行政室に約3年間在籍しておりました。当時は、計量行政審議会において、今後の計量法の施行の在り方が審議され、答申にもとづく制度改正などの各種計量制度への対応や130年ぶりとなるキログラムの定義改定における対応などに携わらせていただきました。この間、充実した経験を積ませていただきましたが、再度計量行政に携わる機会を得ることとなり、大変懐かしく感じるとともに、身の引き締まる思いでおります。この10年間の計量制度を取り巻く環境の変化を感じながらも、普遍的な価値観や制度がある一方で、変化に対応していくことの大切さも見極めながら、計量行政に携わる関係者の皆様のご協力のもと職責に努めてまいりたいと思います。

 さて、足下の課題に目を向けますと、令和9年4月から既使用の自動捕捉式はかりの検定義務化が開始されます。この間、関係者の皆様には制度の定着に向けて多大なるご尽力をいただき、心より敬意を表します。令和8年度中の受検について引き続きご理解とご協力をお願いするとともに、円滑な制度運用に努めてまいります。

 また、特定計量器の関係では、本年3月の計量行政審議会での審議を踏まえ、水道メーターの検定有効期限の延長へ向けた対応を進めております。本年は、国際的にもBIPM総会が開催される年であり、11月には計量記念日も予定されています。制度面での対応はもとより、国内外の様々な取り組みにも適切に対応してまいります。

 さらに、近年のデジタル技術の進展を踏まえ、計量行政においても手続の電子化やデータ活用を積極的に推進してまいります。現場の負担軽減や行政サービスの向上を図るため、地方自治体をはじめとする関係者の皆様と対話を重ねながら、着実に取り組んでまいります。

 加えて、スマートメーターをはじめとするデジタル技術の普及により、計量から得られるデータの正確性や真正性、安全性を確保することが、これまで以上に重要になっています。

 その一方で、経済社会が変化していく中でも、「正しく計量し、その結果の信頼性を確保する」という計量制度の使命は変わりません。

 計量制度は、経済活動を支える「共通言語」であり、国民生活や社会の信頼を支える重要な基盤です。我が国の近代計量制度は、明治期の度量衡制度から始まり、時代の変化に合わせて制度の整備・発展が重ねられてきました。その歴史に培われた信頼を確実に次世代へつないでいくことが、私たちの使命であると考えております。

 そして、その制度の根幹を支えるのは「人」であると考えます。計量制度への信頼を築き、守り続けているのは、人の知識や経験、そして高い倫理観です。我が国には、高い専門知識と豊富な経験を有する計量士をはじめ、多くの方々が計量の現場を支えておられます。皆様一人ひとりの日々の取組みが、計量制度への信頼を支えているものと認識しております。この「信頼」のバトンを、皆様と一緒につなげていけましたら幸甚です。

 最後に、計量制度に携わる地方自治体、計量関係団体、関係企業をはじめ、関係者の皆様の御指導・御鞭撻を賜りますとともに、計量行政への一層の御理解・御協力をお願い申し上げます。


猪鼻俊男経済産業省イノベーション・環境局計量行政室長の略歴

猪鼻俊男(いのはな・としお)

1975年(昭和50年)生
埼玉県出身

1998年(平成10年)4月通商産業省入省
2024年(令和6年)7月大臣官房秘書課調査官
2026年(令和8年)7月イノベーション・環境局計量行政室長(現職)



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最終更新日  2026年08月01日 18時17分06秒
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