著者の吉田さんは新婚旅行で600日超え(確か、607日間)の世界一周の旅に行って、そのまま勤めていた会社を辞めてしまった経歴の持ち主。今は旅行ネタを本にすることを生業としている。 久米さんと壇蜜さんの番組でも
初日の朝に成田発→午前中に台北→夜にバンコク→2日目の夜にムンバイ→3日目はずっとムンバイ→4日目の早朝にエチオピアのアジスアベバ→5日目の夜にパリ→6日目の午前中にポルトガルのポルト→7日目の昼にニュ-ヨーク→8日目はずっとニューヨーク→9日目の午前中にニューヨークを出発し、10日目の昼に成田着。
パパもそれなりの回数は海外旅行行っているので、特にユウ君とメッシを観に行ったスペイン旅行、今回のポルトガル旅行ではPCを持参し、現地でWEBから得た情報を駆使したり、ホテルも安さではなく利便性やComfortableさを重視して事前予約するなどは吉田さんが本書で示したノウハウは既に実践している。また、全部の名所を時間を刻んで周り尽くすのではなく、優先度の高いとこのみ絞っていくのも実践済み。ソコソコの「旅通」のパパからすれば、目新しいことはそれほど多くはない。
本書の一番の良さは「また今スグにでも旅に出たくなっちゃう気分にさせてくれる」ところであろう。マイルも今、丁度「10万マイル」超えたのでそれだけでスターアライアンスチームで世界一周出来るらしいので世界一周して来ますかネ。とは言っても、仕事で成田→「アメリカ、コネチカット」→「ドイツ、ハノーバー」→「オランダ、アムステルダム」→「チェコ、プラハ」→成田と世界一周を多分12日間くらいでさせられた身としては、短期間で行くのは「どうなのよ?」と思うのも事実。因みに、エアー代は40万円くらいだったはず。本書で学んだノウハウは、「航空会社の上級会員になるメリット」。また、行程にあった、エチオピアのアジスアベバには少し憧れを感じた。★★☆。
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