ユウ君パパのJAZZ三昧日記

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syoukopapa

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2022.01.31
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カテゴリ: 読書


今日も先週1月24日(月)午後10時25分~から放送した回をNHKプラスで観る。

今回は以下の詩を石橋静河さんが朗読。



『きりぎりすの山登り』 詩 金子みすゞ


きりぎっちょん、山のぼり、
朝からとうから、山のぼり。
  ヤ、ピントコ、ドッコイ、ピントコ、ナ。
山は朝日だ、野は朝露だ、
とても跳ねるぞ、元気だぞ。
  ヤ、ピントコ、ドッコイ、ピントコ、ナ。
あの山、てっぺん、秋の空、
つめたく触るぞ、この髭に。
  ヤ、ピントコ、ドッコイ、ピントコ、ナ。
一跳ね、跳ねれば、昨夜見た、
お星のとこへも、行かれるぞ。
  ヤ、ピントコ、ドッコイ、ピントコ、ナ。
お日さま、遠いぞ、さァむいぞ、
あの山、あの山、まだとおい。
  ヤ、ピントコ、ドッコイ、ピントコ、ナ。
見たよなこの花、白桔梗、
昨夜のお宿だ、おうや、おや。
  ヤ、ドッコイ、つかれた、つかれた、ナ。
山は月夜だ、野は夜露、
露でものんで、寝ようかな。
  ア~ア、ア~ア、あくびだ、ねむたい、ナ。

非常にユーモアたっぷりで擬音がリズミカル。しかし、きりぎりすは山に登ることなく眠ってしまう。「山に登る」は何とか自分の書いた詩集3篇「美しい町」、「空のかあさま」、「さみしい王女」を世に出したい想い。自分が生きている間は「山に登り切れず」、自分は亡くなってしまう「孤独」な未来を暗示。

ラストの「さみしい王女」の巻末記の朗読も「せつなく、さみしい」。









以下でも静河さんの「一休」の名演を味わえる。午前0:30分くらいから。

活き活きとした「一休」のユーモアが好い。

1月30日(日)午前0:10放送










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最終更新日  2022.02.08 00:01:24


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