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Ato0414

Ato0414

2002年04月03日
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実家は、母がいないとまわっていかない。

というより、やつらは気づかないんだなー。
もっとも、結婚する前はあたしも同類項だったけどさ。
結婚てスゴイね、そういう意味で。
子を宿すと、さらにグレードアップするからスゴイ。
それまでだって、できる限りいろんな角度から人の気持ちを考えるように努力してたつもりだけど、はっきりいって、想像と実際との開きはかなりのものだった。
父はそれでもまだいろいろ経験してきてる分、想像力にリアリティがあるけど、弟はもうあまりにも独りよがりで、勝手。
立て続けにおじいちゃん、おばあちゃんが亡くなり、人の死というものを身近に感じでいるはずなのに。


彼女は更年期への扉をまさに今くぐったばかり。
不規則になった生理に、激しいめまい、頭痛。
今回の帯状疱疹も、バランスの崩れた体にたまった疲労が作用して現れたもの。しかも、体力低下から歯槽膿漏にまでなってしまった。ただ、ずいぶん退場疱疹の痛みがひいてきたから、本日は起き上がって動いていた。そんな母にすぐ安心してこきつかおうとする男ども。頭にきちゃうよ。

これから数年間、母のこういう状態は、なおったかと思ったらすぐに他の何かの病気が取って代わったりしてしばらく続くことだろう。そういうのをいたわって、ともに戦う気構えでいてほしいのに、男どもはわかっちゃいない。
生理の苦しみもなけりゃ、出産もないし、ホルモンのバランスが崩れるってことのしんどさをまったく知らない。

「おーい、ごはん!」
「お茶!」
「おかわり!」
自分で動けっつーの。

「俺は働いてきたんだ。」
だと!?


「いーなあ、女は。毎日が日曜日じゃん。」
などと言う。妊娠の不自由さを経験したことも、今後も経験することもない弟に、そんなことを言ってほしくない。家にずっといるということのストレスを想像したことがあるのか!?
「家にいることでストレスがたまるなんて、甘えてるだけじゃん。ダンナに働いてきてもらってさ。」
だって。

本気で相手をしてるとあまりにも頭にくるのと、ものすごい時間をかけて、たまとの生活を受け入れたそのプロセスを、最初からやりなおさなくてはならないのとで、泣けてくるのでほうっておいたけどさ。


あたしだって、たまが、輝ちゃんの子だから、自分の人生をささげてもいい、と踏み切っただけで、もし相手がテルちゃんじゃなかったら、子供を産もうなんてきっと思わなかったと思う。

愛のために命を張って生きてる。あたしたち女はきっと。
あー、テルちゃんに会いたいよう。

たまはまだ出てこず。
ただ、日に日に肉体が分かれることに寂しさを覚えるようになってきている。足や手がにゅーっと動くこの感覚がいとおしい。この子を腹にかかえたまま、どっかに逃亡したいよう。ううう。





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最終更新日  2002年04月04日 00時32分40秒


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