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2022年02月26日
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令和4年2月25日 こんばんは。昨日より季節は二十四節気「雨水(うすい)」の次候、第五候の「霞始靆(かすみはじめてたのびく)」入り。
冬の乾燥した空気が少しずつ緩み、霞がたなびき始める季節となりました 🍀


​​ 【昭和31年  歌会始  お題「早春」】 ​​​ ​​​​
天皇陛下御製:たのしげに雉子(きぎこ)のあそぶわが庭に 朝霜ふりて春なほ寒し ​​ ​​
皇后陛下御歌:春あさみ風はさゆれど日だまりに はやももえたり菊の若芽は ​​

引用資料 ​​ ​​ 宮内庁ホームページ「皇室に伝わる文化 歌会始 お題一覧」より: https://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/odai.html




【季節は二十四節気「雨水」の次候「霞始靆」入り。霞が棚引くどころか、大雪・暴風雪でホワイトアウト続出の北海道。旬の食材「菜の花」を使ったレシピ】
​​ ​​ 【「霞(三春)」の例句】
福島は 桃桃桃の 花霞  高澤良一(たかざわ  よしかず) ​​ ​​
万葉の 机島とて 春霞  浅野白山(あさの はくさん) ​​ ​​

引用資料 俳句季語一覧ナビ「季語/霞(かすみ)を使った俳句」より: https://www.haiku-kigo-ichiran.net/kasumi/


画像:ウェザーニュースより ​​ ​​

 昨日から季節は二十四節気の第二節気となる「雨水(うすい)」の次候、第五候の「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」入り。野山に霞がたなびき始める季節となりました。「靆=たなびく」は、霞や雲が層をなして、薄く長く漂っている様子を表し、春になると乾燥した冬の空気に変わり、南から湿気を帯びた風が徐々に吹き始め、遠くの景色がぼんやりと霞んで見える現象を「霞」と呼びます。


 「霞」には特に気象学的な定義がないようで、春に「霧」や「靄」などによって景色がぼやけて見える状態を指すとのこと、薄い衣の様な煙の様なものが棚引き、それは霧であることもあり、煙霧のこともあり、山にかかった雲のこともあるようです。因みにごくごく微細な水分が空中に浮遊し、水平方向の視界が1キロメートル以上確保されている場合は「靄(もや)」、視界が1キロメートル未満が「霧」となります。


​​ ​​ ​​ 画像:ウェザーニュースより

 昔の人は、山々の裾野にうっすら広がる春霞のことを、春を司る神様「佐保姫(さおひめ)」がまとう着物に例え、「霞の衣」といいました。霞と霧は、物理的には同じ現象ですが、文学・俳句・和歌などの文学表現では「霞」は春の季語、「霧」は秋の季語とされ、発生する時期により呼び名を変え区別しているようです。


参考・引用資料 ​​ ​​ ​​
​​ ​​ 和ごよみと暮らしによりそう工芸品 暮らしのほとり舎―Blog-「第五候『霞始靆(かすみはじめてたなびく)』より:​ https://www.kurashi-no-hotorisya.jp/blog/4seasons-things/72seasonal-signs/sign05.html
​​ ​​ 日本気象協会 tenki.jp 「春霞・・・七十二候『霞始靆(かすみはじめてたなびく)』。花粉も黄砂も飛ぶ時期です」より:​ https://www.google.com/amp/s/tenki.jp/amp/suppl/yasukogoto/2016/02/25/10441.html
​​ ​​ POCKE.INC お天気.com「2022年2月24日は七十二候の霞始靆(かすみはじめてたなびく)」です」より:​ https://hp.otenki.com/6789/


今週前半の大雪・暴風雪後の近所の様子 写真スケッチ 2月23日  うちの近所  OMデジタルソリューションズ  OMD-E-M10 markⅡ ​​


 札幌もすでに立春の時期から気温は「三寒四温」の時期に入り、気温も日中はプラス気温になる日も少しずつ出てきましたが、先週末は、その三寒四温の谷間、急速に発達した低気圧が北海道に接近、日曜日から昨日の火曜日まで、低気圧の動きが鈍く、停滞し、大雪と暴風雪といった荒れ模様の天気が続きました。やはり、季節は春といっても、早春の「雨水」、冬と春のせめぎあいの時期で、天候が安定しない様です。



 今回の大雪で、札幌では積雪がまた増加。既に積雪は例年の2~3倍に。交通障害も全道各地で発生、北区ではホワイトアウトで車が立ち往生、雪に埋まったようです。ドライバーは自力で脱出、ご無事で何よりでした。北見市や網走市などでは、13か所に避難場を設けたり、佐呂間町や清水町では一部地域で停電が発生、JR北海道は、2月6日の大雪で除雪作業が大幅に遅れたことから、20日より計画運休入りも、降り続く雪の影響でJR厚別駅で除雪車両が動けなくなるなど、今回も自衛隊の災害派遣要請レベルの大雪でした。



 しかし、この嵐の後は、今週末は、曇り空優勢ながらも、気温が上がり、少し春めいた気温になり、来週から札幌の気温も一変、日中はプラス気温の日が大幅に増えそうです。大雪も、今回降った大雪が最後となり、今週末から雪解けが徐々に始まりそうですね。特に今年は積雪が多いので、道路状況の悪化や、屋根からの落雪、雪崩など、融雪災害に十分にご注意ください。



 札幌地方にも徐々に湿気を帯びた南風が、2月末ごろから吹き始め、春へと加速していきそうです。藻岩山や手稲山、円山に春霞がたなびき始める季節ももう時期といった感じですかね。



この大雪・暴風雪が「春一番」となりそうな、札幌の今日この頃です┐(´д`)┌ヤレヤレ。


【「雨水」の次候「霞始靆」時期の旬の食材とレシピ】 ​​ ​​


画像:菜の花 Delish Kitchenより

・「雨水」次候「霞始靆」の旬の食材「菜の花」:
​​
​​
菜の花は「なばな」、「花菜」とも呼ばれる、ブロッコリーやキャベツ、白菜と同じアブラナ科アブラナ属の植物。菜の花はアブラナの花芽で、同じ仲間に採種油をとるための品種もあるそうです。「菜の花」「菜花」「花菜」は、店頭に並んでいるアブラナの品種の花芽の総称として使われているようです。京都の「花菜」はブランド京野菜としても知られているそうです。


レシピ:菜の花のツナマヨ和え ​​ ​​


画像:菜の花のツナマヨ和え Delish Kitchenより ​​

分量(2人分)

菜の花:1/2束、ツナ缶:1缶(70g)、マヨネーズ:大さじ1、めんつゆ(3倍濃縮):小さじ1、白入りごま:小さじ1

1.菜の花は2等分に切り、茎と葉を分ける。茎が太い場合は、茎を縦半分に切っておく。ツナ缶のツナは水気を切っておく。
2.鍋に湯を沸かし、菜の花の茎を入れ、20秒茹で、菜の花の葉を加え、更に10秒茹で、水にさらして水気を切る。
3.ボウルに菜の花、ツナ缶、マヨネーズ、めんつゆ、白入りごま入れて混ぜる

​​ ​​ 菜の花の他にブナシメジやえのきだけなど、キノコ類を加えたり、ツナ缶の代わりに、鳥のササミを細かく咲いたものを加えたりしても美味しそうですね。その他、マヨネーズや麺つゆの代わりに、和風ドレッシングや醤油を使い、鰹節をまぶして食べても美味しそうですね。

 菜の花には、βカロテンが豊富に含まれ、抗発がん作用、免疫賦活作用、その他、体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、喉や肺など呼吸器系統の健康維持の働きがあり、骨の形成、健康維持に役立つカリウムやカルシウム、マグネシウムやリン、鉄分なども豊富に含まれているようです。

​​ ​​ ​​ 参考・引用資料

​​ ​​ 旬の食材百科「食用菜の花(ナノハナ/菜の花):旬の時期や特徴と産地、栄養価と効能など」より:​ https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/nanohana.htm
​​ ​​ 100mlサイズの醤油専門店 職人醤油「2月24日は72候の霞始靆(かすみはじめてたなびく)」より:​ https://www.s-shoyu.com/cook/72k_05
引用レシピ ​​ ​​
Delish​
Kitchen「子供も喜ぶ!菜の花のツナマヨ和え」: ​ https://delishkitchen.tv/recipes/176149848481858687


 皆様も、明日葉を美味しく食べてご健康に(^^♪


二十四節気「雨水」の次候「霞始靆」の季節も、皆様にとって素晴らしい期間となりますように🍀 ​​

二十四節気「雨水」の次候「霞始靆」の季節も、旬の食材を食べて、楽しく元気に参りましょう🍀 ​​





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最終更新日  2022年02月26日 02時00分06秒
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