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2005年08月04日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
地球誕生から数億年後、地表は冷えはじめ、大気中の水蒸気は雨


雨はやがて海となった。

地球という大いなるゆりかごの中で、生命誕生という奇跡が起きた。

この星は気の遠くなるような年月の中に、さまざまな命を育んできた。

あるものは滅び、あるものは適応した。

命はこの星を舞台に「生きよう」と必死にチャレンジし続けてきた。

命のバトンはどんな環境の中でも、次の世代へと受け継がれた。

そして、いま私たちもこの地上に立っている。



命って自分だけのものじゃない、自分が考えている以上に、
ずっとずっと尊いものだと思う。




「尊い命」を考える時、強引だが「好きなラグビー」に想いがとぶ。

ラグビーは体をぶつけ合う競技だ。もちろんボールゲームであるが、格闘要素が強い。

基本的には一つのボールを両チーム30名のプレーヤーが奪い合い、相手ゴールにトライ、もしくはドロップゴール、ペナルティゴールで得点を競うというものだ。

ここから私が語るラグビーとは、大学選手権、トップリーグというようなレベルの高いラグビーではなく、もっと身近なものをイメージしてもらっても良い。


パス、キック、ランニング、当たる、組む、飛ぶ、ラグビーにはいろいろな要素がある。

五体をフルに使うことによって、様々な感覚が養われる。

体をぶつけ合うことによって痛みを知り、肉体の接点に「生きている」ことを実感する。

発散する汗の匂いや、息遣いを通し、熱くたぎる血や思いを感じる。土や芝の匂い、汗や涙や血の味もある。

それはまさしく、強烈に「生きている=命」を感じる瞬間なのである。





苦しいときは励まし合い、敵味方に分かれた時は、知力体力の限りを尽くす。

痛く、苦しく、激しい競技の中で、自分の心を強く育て、プレーに責任を持つことを学び、その尊さを知る。

また、フェアプレーとは何か、信頼感とは何かを、競い合いの中から学ぶのである。



何も戦いは周りばかりだけではない、本当に苦しいのは、弱い自分と向き合う時である。

苦しい時、あと一歩を楽してしまう。



一人になったとき、弱い心との戦いが待っている。現実の自分を見ることの残酷さは、言葉には形容できない。

弱さを認め、その「一歩」を克服するとき、心の成長があり、磨かれるのである。


体の大きい者、小さい者、走力のある者、筋力の強い者、ラグビーにはいろいろな能力や性格に応じてポジションがある。

それがラグビーの奥深さでもあり、魅力のあるところだ。

難しいことを語るつもりは無い。ただ表情の乏しい現代の子供達が、楕円のボールに触れることを願っているだけだ。

巧いヘタなんて関係無い。ただ、みんなで一生懸命走って、当たって、組んで、パスして、キックしてボールを追おう。

きっと「ひとり」ではないことに気が付くはずだ。

「さぁ、ゲームを置いて、外でラグビーをしよう!」

楕円のボールの魅力に触れれば、きっと子供らしい、輝いた笑顔に戻るはずだと信じている。

この命、元気一杯燃やそうよ。



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Last updated  2005年08月05日 00時34分45秒


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