ライター大元よしき             “創意は無限”  

ライター大元よしき “創意は無限”  

PR

×

Profile

yo-taigen

yo-taigen

Archives

2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月

Calendar

Category

カテゴリ未分類

(157)

ラグビー

(489)

物書き

(1387)

歴史

(7)

親父道

(107)

言葉

(19)

海と夕景

(6)

起業家

(578)

小説

(40)

読書

(19)

スポーツ

(6)

(2)

Keyword Search

▼キーワード検索

2011年02月24日
XML
カテゴリ: 物書き
NHKの「歴史秘話ヒストリア」で宮本武蔵を取り上げていた。

語る人によって武蔵はその像を大きく変える。

人は顔が違うように考え方や感じ方が異なってあたり前だ。

私も歴史上の人物なので憧れもするし、ひそかな目標であるが、

もし友人にいたら敬遠するだろうなぁ(笑)。

とてもおっかなくて近寄れない。

さて、私のなかの武蔵といえば吉川英治著「宮本武蔵」である。

何度も書くが、この本は私の人生を変えた。

長い小説である。



家族が紅白歌合戦で大晦日を満喫しようとしているなか、

居間のど真ん中で、

息子があまりにも真剣に武蔵を読んでいたため

誰も会話ができなかったそうだ。

当時の紅白歌合戦といえば国民的番組である。

なのに、みんなでひっそりと見ていたらしい。

一年に一度それを楽しみにしていたおばあちゃんごめん。

この場を借りて謝ります。


私が武蔵を読みおえたのは23時50分頃だったと思う。

「あれ、紅白は?」と言う私に

「おまえのせいで終わったよ」と冷ややかな声。



だが、最後の一節は忘れない。


   波騒は世の常である。

   波にまかせて、泳ぎ上手に、雑魚は歌い雑魚は踊る。

   けれど、誰か知ろう、

   百尺下の水の心を。水のふかさを。




極端にいえば人生で初めて晴れ間を見たような気持ちだった。

あの日の除夜の鐘には特別な意味と響きがあった。

あの日から30年以上が経った。

武蔵は永遠の目標である。




先週末、ある原稿に武蔵の「五輪書」からの引用で

千里の道も一足づつはこぶなり。

を使わせてもらった。

これは「そうあるべし」と自分に言っているのである。



また、自分には絶対にできないと思いつつも

「独行道」21カ条のなかの

「身を浅く思い、世を深く思う」は忘れたくない。


意識するだけでも行動が変わるのではないだろうか。


吉川英治氏によって文章に目覚めた少年は、

41歳になって会社を辞め、物書きになった。

いま、断崖絶壁をよじ登っている真っ最中だ。

「おのれ石舟斎」

なんてシーンがあったと記憶しているが、

そんなところまでは、まるで至っていない。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011年02月24日 12時25分11秒
[物書き] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: