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この題も一週間続いてしまった。
もういい加減にしないといけないのでこれを最後にしたい。
今回は一寸変わった裏役の 登場である。
アラスカのデナリ国立公園は公園直営バスのみが通い
一般車はある点、S avega river、 以遠には行けない。
来訪者は全員一日あるいは半日のツアーを執ることになる。
このバスは大体夏休みで不要のスクールバスを使っており、
運転手も夏休み中給料の出ない先生のアルバイトが多い。
彼らは自然大好き、動物大好きのオタク集団である。
彼らの関心事は毎日大して変化しない景色ではなく野生動物だ。
そして乗客全員で動物を探し、
発見したら方向を時計板で示して大声で告げ会うよう要請される。
右真横に熊を発見すれば、”I gatt a bear on three o'clock"
と叫んで乗客全員に知らせあう。
目がたくさんあるため結構頻繁に見つかる。
我がドライバーも高校の生物教師で動物オタク
バスの時刻表など全く気にしない。やれムースだといっては20分
白頭ワシだといっては15分、カリブーの群れだと言って20分
ドールシープと言って10分
最後にグリズリーが現れるとこれは今年最大だと言って
彼らがいなくなるまで一時間近く停車。
バスは何台も溜まるが他の運転手もほぼ同類オタク
お陰で5時の帰着予定が7時半。
乗客も疲れた様子はしているが満足顔。
ハッピー、ハッピー
デナリ滞在中私たちは朝な夕なに公園の一般車折り返し点
Savage River までドライブし、散歩して燃えるような草紅葉と
マッキンレー山の遠景を楽しんでいた。
最後の日もここでベアーべりーと言うイチゴを頬張っていると
RV車の屈強な日本人が来て、私たちのことを心配してくれたらしく
帰りの便はあるかと訪ねてくれた。
レンタカーで来ていることを告げ、現地ガイドさんと判断して
次の日、Valdizまでのドライブはきついので どこか
途中にホテルはないかと聞いてみると、人里から遠く離れているが
一軒だけ ”Long Rifle" と言うモテルがあることを教えてくれた。
電話予約して翌日行ってみると確かに両隣の村からはかなり離れている
この一軒宿の古びた部屋の窓の景色を見て驚いた。
50メートルくらい先は大氷河である。
このときの旅行でマッキンレー山の氷河の始点は遊覧飛行で、
氷河クルーズでは雷鳴を立てる氷河終点の氷瀑を見てきたが
氷河の中流をまじかに見たのは始めてである。
普通中流は険しい山中にあって簡単に近づけるものではない。
氷河を見てロビーに帰ってみると
天井、柱、梁、壁と部屋中野生動物や
野鳥の剥製で埋め尽くされている。
なかでも群を抜くのが巨大なグリズリーだ。
こんな象みたいな熊に出会うと生きた心地はしないだろう。
このロビーを見て、”long rifle" と言う名を合点した。
最初に述べた公園のバスドライバー、モテルを紹介してくれた
日本人ガイドの方との出会いがなければこんなに多くの動物たちに
会っていなかったか、会っても気が付かなかったであろう。
Oxford運河の旅5 2020.09.20 コメント(2)
Oxford運河の旅 3 2020.09.19