愈々庵気まぐれ日記

愈々庵気まぐれ日記

2010.05.29
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カテゴリ: 都内散歩

御茶の水・ニコライ堂

昨日午前の鍼治療の 後4時から御茶ノ水で所用があった。

帰宅 してもまたほどなく出かけることになるので

周辺で時間を過ごすことにした。

JR御茶ノ水駅の聖橋口 を出るとそこはもう聖橋の袂である。

御茶ノ水へは所要でもう2,3百回は来ていると思うがこの出口

から降りたことは数回に過 ぎない。ここから100mくらい先の

ニコライ堂もいつもやり過ごしていたのでここで時間を使う

ことにした。東京は坂の街とも 言われるが、紅梅坂と言

名前の坂道に接してニコライ堂がある。

IMG_0240

ニコライ堂はニコ ライ司祭の努力によって主としてロシア正教

の信者の寄進によって建てられた。ニコライは最初函館のロシア

領事館付の修道司祭 として1861に来日。上記募金などのため

のロシアへの帰国を除いて1912年に没するまで日露戦争中

でも日本に滞在し続 け、谷中墓地に埋葬された。1970年整地

のため掘り起こされた不朽の遺体は現在、谷中墓地、東京

ニコライ堂、函館ハリスト ス正教会に分祀されている。

太平洋戦争後敷地を一部売却せざるをえず広さに欠けるため

広角レンズ無しのコンパクトカメラでは 全体像を収めることが

出来なかった。 ロシアの建築家シチュールポフの原案、イギリス

人建築家コンドルの実施設計によるこの 建築はロシア正教の

教会に似ている。

IMG_0243

下の写真は先年モスクワ・サンクトペテルブルク間をクルーズした時

多く目にしたものの一つであるが、俗に言うビザンチン様式であろう。

IMG_0154

300円の志納金 を納めると由来書とキャンドルを頂けたので

灯明台にかざすことが出来た。堂内は撮影禁止なので示せないが

キリスト(ロシア語 でハリストス)正教(オーソドックス)なので

勿論イエス・キリストやマリア様の像は無く、イコンの祭壇である。

イコンもロシア の教会でよく見かけたように天井まで届くような

一面イコンの祭壇ではなく、いわば日本の屏風を広げたような

ものである。

IMG_0246

本館内は撮影禁止で あるがロシア正教特有でクレムリンの

建物でもおなじみの玉ねぎ屋根の脇礼拝堂は外に面して

いるので祭壇の写真を載せておく。

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 ここには聖母マ リアとイエスキリストのイコンと共に二種類の

十字架が描かれていた。中央のは下部が欠けているが

ニコライ堂では一番多く見ら れるもので、八端十字(ハッタン

ジュウジ)と言い、屋根の上にはこの十字架が掲げられている。

IMG_0247

IMG_0249

前述したロシアの クルーズで訪れたキジー島の墓地で見た

墓標の十字架もこの形で別名ロシアンクロスとも称される

そうである。墓標にはこの十字 架に屋根が加えられていた。

IMG_0210

 その意味についての調査結果は別稿で披 露することにする。






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Last updated  2010.05.29 10:59:14
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