愈々庵気まぐれ日記

愈々庵気まぐれ日記

2013.04.22
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テーマ: 国内旅行(1758)
カテゴリ: 花見見物
  • 塩山桃の里 2

  • 塩山には有名な慈雲寺がある。ここの名物は天然記念物「糸桜」と
  • 樋口一葉文学碑。永年なら満開期だが今年は4月14日にはこの姿。

  • P1050455_R.JPG

  • 樹齢300年に以上と言う見事な枝ぶりであるが、桜古木の樹齢に
  • ついて先日新聞の投書欄に面白い記事が有って、或る寺の桜の
  • 樹齢は当代・先代・先々代の住職は300年以上と称しているそうだ。
  • つまりはそれ以上は分からないと言うことだろう。それで良いと思う。

  • P1050453_R.JPG
  • 慈雲寺は寺そのものが畑の中に有るが門前の樋口一葉像も
  • 畑に囲まれている感じ。24歳の早世とはいえあまりの可愛さに
  • お爺さんはうっとりである。

  • P1050457_R.JPG

  • 本堂横には日本で有数の一葉文学碑が建っている。
  • 碑文は幸田露伴、賛助者として名を連ねた人は:佐藤春夫、
  • 田山花袋、坪内逍遥、森鴎外、与謝野寛、与謝野晶子。
  • 教科書に名を連ねる人達である。
  • さて一葉と慈雲寺の関係はと言うと是が大したことは無く一葉は
  • 慈雲寺を尋ねたことも無いと言う。要するに両親がこの在の出身、
  • 父が少年時代この寺の寺子屋で学んだと言う。一葉は両親から
  • 多くを聞き作品中にこの山里がしばしば描かれているそうである。
  • 近所の村落では盛んに桃の受粉作業が行われていた。前ブログで
  • 記したように摘花された桃の木の残り花に白い花粉を吹きつけている。
  • この粉末にはカタクリの粉が混ぜられているそうだ。本来なら筆を
  • 使って手で受粉させるのが常道であるが人出不足の現今、片栗粉を
  • 混ぜて噴霧器を使って作業するのだそうだ。

  • P1050450_R.JPG
  • 桃の花の摘花をしているおじさんは体中に花びらを浴びていた。
  • その人の説明では桃には2種類あって下の始めの写真のように
  • 雄蕊群の中央部に長い雌蕊が突き出ているものは自家受粉出来
  • ないので人工的に花粉を散布する。

  • P1050437_R.JPG

  • 一方次の写真のように雌蕊が雄蕊より短く、雄蕊の中に埋もれていて
  • いるものは自分で受粉出来るのだそうだ。桃の花にもそんな違いが
  • 有るとは知らなかった。

  • P1050436_R.JPG

  • この山里はそれぞれ立派な家構えである。それぞれに凝った
  • 家紋を配した屋根部分は威厳があり、これらの甍は桃の里に
  • 相応しい佇まいである。

  • P1050449_R.JPG
  • P1050447_R.JPG
  • P1050442_R.JPG P1050444_R.JPG

  • ピンクの海に浮かぶ山里の風景は日本の原風景そのものでこの
  • 時期地元の人の感情は別にして旅人には正しく桃源郷に見えてくる。






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Last updated  2013.04.22 07:34:33 コメントを書く
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