愈々庵気まぐれ日記

愈々庵気まぐれ日記

2017.01.29
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昨日のブログで区立小学校の図工展を見たことを記した。
その中にヨーロッパ中世の古城の砦風城門や英国でthe Keepと呼ばれる、
日本でいえば天守閣に当たる建物の木版画が展示されていた。
それぞれ別の生徒の作品であるがA3版くらいの大型で見事な出来具合である。




今から50年前、イギリス南部のBrightonを訪ねたことがある。
たまたまそこの大学に友人が留学していたので訪ねて行ったのである。
その際友人は近辺のヒストリックサイトやドーバー海峡などへと案内してくれた。

そこで私は古い本屋で使用済みの古い絵ハガキを数枚求めた中の一枚がこれである。
その本屋は何でも15世紀から綿々と続いているということを聞かされ、強い印象を刻み込まれた。
いつもこの版画を眺めていてその町がどこだったのか気になっていたが、
友人にも50年前の小さな出来事は記憶にないだろうと聞きそびれていた。


小学生の版画に感心し、帰宅後もう一度私の版画を見ると、≪Fifteenth Century Bookshop,
Lewes High Street、1450年頃≫と印刷されている。
以前、Lewes High Street で調べたことはあったがヒットしなかった記憶がある。
今回、Lewesの町のHigh Streetで調べるとイングランド南部の町が出てきました。
Wikiで調べるとここはウイリアム征服王のNorman Couquest以後
ノルマン人によって作られた町であったようだ。

この歴史的な小さな町は今でも中世の雰囲気を色濃く残し、
今ではアンティークの町として国内ではよく知られているようあるが、
国際観光地としてはほとんど無名で、ましてや日本人団体客が訪れるということはない。
Webの調査でもロンドン在住の日本人の日本語ブログに登場するくらいである。
確かにロンドンから日帰り旅をするとすればドーバー海峡のEast Bourne や
Brightonの町巡りで精いっぱいで、海岸から離れて交通の不便
なこの地を訪ねる日本人は少ないだろう。

Cotswoldsばかりがイングランドの田舎村ではなくここも注目してよい気がする。
Webで調べると”Fifteenth Centuriy Bookshop”は今でも営業していると
いうことが分かった。Google Streetで探ってみるとありました。


Lewesの町の中心街HighStreetと横丁のKeere(キーレ)Streetの角に位置しています。
そしてKeere Streetは中世の面影を残す通りとして今も観光客がそぞろ歩くところだそうです。


私が50年前に買い求めた絵葉書とGoogleから借りた現代の”FifteenthCenturyBookshop"
の写真を比べるとどこに違いがあるでしょうか。お店のホームぺージによると
今も児童書を中心にしてごく普通のBookshopとして営業しているようです。
隣家を含めて本屋の造りには全く変化が認められません。
700年間前と言えば日本では室町時代中期に当たります。
その維持には並々ならぬ工夫と苦労があることでしょう。

あまりの懐かしさにここを案内してくれた友人に先ほど電話をしてしばし思い出にふけった次第です。





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Last updated  2017.01.29 21:11:28
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