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2007.04.03
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カテゴリ: 読書/小説

そのカメラはジョージ・マロリーがエヴェレスト初登頂に成功したかどうか、という
登攀史上最大の謎を解く可能性を秘めていた。
カメラの過去を追って、深町はその男と邂逅する。
羽生丈二。伝説の孤高の単独登攀者。
羽生がカトマンドゥで目指すものは?
柴田錬三郎賞に輝いた山岳小説の新たなる古典。


神々の山嶺(いただき)(上)

神々の山嶺(いただき)(上)

価格:760円(税込、送料別)



えー本書は1998年「柴田錬三郎賞」受賞作品で、本格的な山岳小説です。

物語は深町というカメラマンがカトマンドゥで、マロリーのカメラを見つけたことから始まります。

マロリーとは実在した人物で、「なぜ山に登るのか」と訊かれて、
「山がそこにあるから」と答えた人として有名であります。

何年か前にエベレストで遺体が発見されたというニュースがありましたが、
果たしてマロリーはエベレストの頂点に立ったのか?
これが謎なんです。
だってマロリーは戻ってこなかったんですから。

そのカギを握るのがカメラの中に残されたフィルム。

もしそれが見つかれば登山史は大きく変わるらしいのです。

そのカメラを追いかけるうち、それを見つけたという日本人「毒蛇(ピカール・サン)」に出会い、
その人物が羽生丈二であることを発見。
そしてその羽生の人生を深町が追いかけていくのです。
いや~、羽生丈二の手記なんて、まさに夢枕節で泣かせますねえ

しかし8000メートル級の山なんて、いったいどんな世界なんでしょうね??
まったく想像がつきません。。
人の棲めない、いえ、生き物なんて棲むことのできない死の世界。
人はなぜそんな怖ろしい所へ挑むんでしょうか。。

めちゃくちゃ苦しい思いをして氷の壁をよじ登り、もしかしたら死ぬかもしれない旅なんですよ??
これはもう人間の尊厳というか、プライドとか名誉とかっていう以上の、魂の問題なんですかねえ。。


ワタクシにとっては、登山というのはまったく未知の世界なので、
そういう世界の中の何かを、この本から学べたらいいなと思います。ハイ。





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最終更新日  2010.11.04 13:52:00
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