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2008.10.01
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カテゴリ: 読書/歴史系

近代世界史の帰趨を制するほどの冠絶した存在であった。
本書は、いかなる事情の下で、この「頭脳集団」が誕生し、発展し、衰徴し、
終末を迎えたかの各プロセスをあますことなく叙述することを通して、
近代の大量成員団体に内在する傾向法則を明らかにし、
組織の時代に生きる現代人に、なにゆえに、「組織体革命」が必要なのかを示唆する。



ドイツ参謀本部

↑ ※ 私が読んだのは中公新書版ですが、現在は単行本で出ているようです。

いやー面白かったです♪

ドイツ参謀本部が誕生するまでの時代背景や、参謀本部が戦争で果たした役割、
そして衰退の原因など、
近代ドイツの軍事史が、とてもわかりやすく書かれてます。

ナポレオンの出現によって、戦争のやり方が全く変わってしまったヨーロッパ。

一度はナポレオンの前にひれ伏すことになったプロイセンですが、
シャルンホルストという人によって、参謀本部の原型が創られ、プロイセン軍をたて直していきます。

そして後、プロイセンの参謀総長モルトケと、首相ビスマルクの活躍によって、
ドイツが統一されたのは、歴史が示す通りですね。



まあ歴史をみようとする時は、どうしても戦争・軍事という分野は避けられませんからね。
特に混乱していた時代というのは。

それに何てったって「プロイセンは国家が軍を持つに非ずして、軍が国家を持つ」とも言われた国ですからね。
その陰には、こういう参謀本部の存在があったんですねー。

その参謀本部の盛衰を辿ると、
政治と軍事のバランス、リーダーとスタッフのバランスなど、
その時組織はどうあるべきかという、
現代組織にも通じる様々なことが学べるのではないかと思います。

とても勉強になった本でした





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最終更新日  2008.10.01 11:31:00
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