April 26, 2012
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カテゴリ: 株めも
米国が、リーマンショックを期に、景気減速した。

日本のバブルが弾けた如く、大きなデフレに陥った。

しかし今、米国はゆっくりと回復傾向にあるようだ。

FRBのバーナンキは、かつての日本のようなことはおこらない。なぜなら、大胆な金融政策を行っており、日本との違いを強調した。確かに日本はお粗末な、焼け石に水とも言える政策を続けてきたことは事実だが、果たしてそれだけでだろうか?

アメリカ人は多人種民族国家で、一概にこういう性格だとは限定できないのだが、

基本的に、ポジティブ思考

一度悪いことが起きても、それを忘れ、財布にお金が入ってきたら、ためらわず使う。

そのため、小売り店売り上げが回復して、店員の増員が必要になり、雇用が増える。雇用が増えれば所得が上がり、その所得をまた別の商品やサービスに消費される。

商品やサービスが消費されれば、工場の人員増員、サービス業の雇用が増える。と経済活動が活発かされる、

良いスパイラル

が出来上がる。



日本人は基本的にネガティブ思考。

一度何か悪いことが起きると、景気が上向いても

「いやいや、これはまだ回復したとは言えない」

「貯金だ。貯金」

将来を心配して、守りに入ってしまう。

その固い障壁を打ち壊す、と言うよりは、うまく乗り越える為に、小売店は、あれやこれやと仕掛けを施し、商品を買ってもらおうと考える。それに代表される小売店が、

100円ショップだ。

コストを削減するため、工場の正規ラインが空いているときを狙って、安く商品を作ってもらうことによって、仕入れ単価が下がり、100円で売れるという仕組みだ。

デフレで無ければ、出来ない離れ技だ。なぜなら、インフレならば、

工場のラインはフル操業で空きがない

からだ。

従って、日本は景気が上向いても、財布の紐を緩めない。雇用が増えない。工場は外国へとなり、

悪のスパイラル



地獄に下ろされた紐が細いのだ。

さらに追い打ちを掛けて、年金問題により、年配者にお金が集まり、若年層は、貧困をきわめて居る。お年寄りは既に酸いも甘いも知り尽くしているため、物への欲求が無い。従って、

お金が廻らない世の中が出来上がってしまう。

日本のデフレ脱却は、オバマ大統領でも、バーナンキFRB議長でも、解決するのは難しいだろう。





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Last updated  April 27, 2012 12:36:43 AM
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