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2018/09/23
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テーマ: 史跡めぐり(507)
富岡製糸場というと、「女工哀史」や「あゝ野麦峠」にある過酷な労働環境が思い起こされ、ブラック企業的な印象を持っていました。

実際に富岡を訪れてみると、袴姿の工女さんの衣装で街歩きができたり、「工女さんも愛した〇〇」みたいなメニューがあったりして、これまで持っていた印象と随分違っていました。

富岡市のイメージキャラクター「お富ちゃん」(上信電鉄上州富岡駅にて)
実際に富岡製糸場の工女たちは待遇も良く、高い技術と誇りを持っていたと聞きます。


富岡製糸場正面入口
「世界遺産 国宝 重要文化財 史跡 『旧富岡製糸場』」と、ここまで冠名が並ぶと壮観です。

正面入口の先にある赤レンガの建物が、国宝指定の「東置繭所」です。

東置繭所(国宝)
国宝の建築物を見たのは久しぶりな気がします。




その東置繭所の1階部分は、自由に中に入って見学することができます。

東置繭所内部


歴史の教科書などで見る富岡製糸場の古写真では、たくさん並ぶ機械の前で工女が作業している光景を見かけます。
おそらく繰糸所の内部だと思うのですが、その繰糸所の建物も現存していて、中に入ることもできました。

繰糸所(国宝)
こちらも明治5年の建造で、創業当時から残っています。


富岡製糸場は片倉工業株式会社富岡工場として昭和62年3月まで操業しており、繰糸所の内部には当時の機械が並んでいました。

ニッサンHR型自動繰糸機
昭和41年から導入され、昭和62年まで使われていたものです。

創業当時のフランス式繰糸機は、東置繭所の内部に復元されています。

フランス式繰糸機(復元)



官営工場時代の富岡製糸場では、工場と住居が同じ敷地に建っており、その当時の建物も現存していました。

検査人館(国指定重要文化財)
生糸の検査を担当したフランス人男性の住居だったそうです。


女工館(国指定重要文化財)
工女に器械による糸とりの技術を教えるために雇われたフランス人教師の住居でした。



指導者として雇われたフランス人ポール=ブリュナが、政府との契約満了となる明治8年(1875年)まで家族と暮らしていた住居です。
ブリュナの帰国後は工女の夜学校として利用され、片倉工業時代には片倉富岡高等学園の校舎として使われていたそうです。

工場の敷地内には診療所もあり、また外国人の住居と工女の寄宿舎もあまり離れていないため、意外に和気あいあいと暮らしていたのではないかとも思いました。

寄宿舎


20世紀の初め、日本は生糸の輸出量で世界一となりました。
元々はフランスの技術で導入された製糸工場でしたが、その世界一に至るまでの間、「大量生産」と「品種改良」に力を注いできたのは日本人です。
「洋才」だけではなく「和魂」がなければ、成し遂げられなかった偉業だと思います。

実際に富岡を訪れてみると、「歴史の教科書ではわからない歴史」を知ることができたと思います。


ユネスコ世界文化遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」





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最終更新日  2018/10/17 10:05:58 PM
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