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2008/10/08
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カテゴリ: カテゴリ未分類
簡単に「わからない」と口にする人がいる。

私が最も尊敬する人は、
「わからないのは、わかるまで続けないからだろ」
と言う。



・・・・確かに。







セシールさんのオーダーシューズの再販売が始まり、
過去のお客様のデータを整理していました。

リニューアル前までの、注文数は362件。

注文番号と名前を見たら、大体どんな足だったか思い出せるほど、



セシールさんを通してのお客様なので、建前上はワンクッションあるのですが、
結局オーダーの特性上、直接お客様にお電話したり、工場にお越しいただくことが多くなりました。362名さま全員が、セシールさんのお客様ではなく私個人ののお客様だと思って接していました。


通信販売でのオーダー靴なんて無理のある企画が、そうそう簡単にこなせるわけがない。


「この人は本当に大変な足だったなぁ」
「この人は遠方から遥々お越し頂いたんだ」
「この人は事故で骨が出てしまったんだっけ・・・」
「この人はいつ連絡してもお忙しそうだったなぁ」
「この人は口うるさいけど、最後まであきらめずに付き合ってくれた」
「この人は何度も何度も修理依頼を頂き、本当にご迷惑をお掛けして申し訳なかったな」

顔は見えていなくても、
人柄や過去の苦労やお悩み、足の形などが、



気づけば目から水が・・・。


始まりから手探り状態で進んできた通販のオーダーメイド。


毎日毎日頭を抱え、悩みに悩み、半信半疑でお客様からの反応を待っていた時期。
やればやるほど、わからなくなっていった時期。
お客様が計測した数値は、実寸と誤差があることを前提に、

はっきりいって不可能だよ、そんなことと思った時期。

その難しさを知らずに、
「出来て当たり前」と思っているお客様方に腹をたてた時期。

理不尽なクレームの対応に追われた時期。

でも期待には応えたい、困っているなら助けてあげたいと戦い続けた時期。






正直、しんどかった。

でも、誰一人として「もういらないよ」と私を見捨てるお客様はいなかったんですね。


本当に有難いことです。



それどころか、仕様書の束の合間合間には、
「親切に対応していただき有難うございました」
「もう愛靴を手放すことができません」
「この靴以外履けなくなりました」

など、お客様直筆のお手紙が入っていて、
またまた目が洪水に・・・(笑)



諦めなくて良かったと心から思っています。


しかし、やればやるほどその難しさを痛感するオーダーメイド。
きっとこれからも、わかることはないでしょう。


ならば、常に常に追求し続けられるよう、
私は技術と知恵を継承しなければならないですね。




継続は力なり といいますが、
継続こそが才能なり と思います。






http://os.cecile.co.jp/









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最終更新日  2008/10/08 11:00:52 AM
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