† Ano i ne. Proboha! †

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2016年05月05日
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 最近のショパン・コンクールは、得点の平均値と、通過させるにふさわしいコンテスタントに「Yes」を付けることの2段階で選抜している。そこで生じたいくつかの話題を紹介したい。(結論部分は私個人の想像であり、あくまで推定であることをお断りしたい。また元々は2月初旬に書いたものを編集した。)



その1審査員「ケヴィン・ケナー」の場合(第1位無しの第2位=1990年)


 ケヴィン・ケナーは、2010年のショパンコンクールで自分の弟子に「S(審査員の生徒=採点回避)」をつけたために、平均得点は第3次予選に進んだ一部のコンテスタントより高かったのに進めなかったと言っているそうだ。実際には「S」該当審査員がいるコンテスタントといないコンテスタントの優劣は、審査に参加した審査員に対する「Yes」の比率で決めているように思われる。


つまり、仮に審査員が20名いて、その中に「S」該当審査員がいるとすると、
Aさん(「S」なし)20名中 Yes10名 得点18.3
Bさん(「S」あり)19名中 Yes9名 得点18.4
こんな例の場合に、Yes率がAさんは50%、Bさんは47%なので、Aさんが優先して通過するシステムだろうと思われる。


 しかしケナーの例は、弟子には「S」、一方の競合相手のコンテスタントに対して「Yes」をつけているから悲劇が起きてしまったと思われる。常に間の悪い人だなと、思う次第だ。



その2審査員「ダン・タイ・ソン」の場合(ポゴレリチ事件の回の優勝者)



2.ダン・タイ・ソンは2015年に、優勝者チョ・ソンジンと第2位アムランのファイナルで、いずれも10点満点中8点しかつけていない。その真意は、たぶん2010年の審査基準を準用して、ダン・タイ・ソンは、弟子3名のうち2以以内に入る可能性のある2名が不利にならないように、チョとアムランに8点を付けたと思われる。弟子二人が3位以下なら、ダン・タイ・ソンにとって有利でも不利でもなかったことになり、師匠として何の問題も生じないし、一方でチョとアムラン支持者からも、アントルモンのように叩かれる心配(チョに1点を付けた)も絶対にないだろう。




 ケヴィン・ケナーと違い、ダン・タイ・ソンは審査員としてきちんと計算しているようだ。ケヴィン・ケナーは、1990年のコンクールの際の本選リハーサルで、第3位の横山のように指揮者と論争せずに振る舞っていれば、1位だったかも知れなかったことを、今なお生かせていないわけで、これはこれで天然といわざるを得ないかも知れない。















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最終更新日  2016年06月07日 14時05分09秒


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