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2009/03/04 22:05更新
定額給付金をかたりATM( 現金自動預払機 )に誘導したりする事例は、警察庁によると、昨年秋以降、宮城や兵庫、千葉など9県で発生している。
宮城県では昨年11月から12月までに、定額給付金に絡めた可能性がある不審な電話を受けたとの相談や届け出が23件あった。いずれも自治体に問い合わせたり、電話を無視したため被害はなかったが、「被害が出る寸前のケースもあった」(警察幹部)という。
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記事本文の続き 仙台北署管内では12月5日午前、地元の区役所職員を名乗る男が70歳代の女性方に電話をかけ、「支給を知らせるはがきは到着していますか」と聞いた。
女性は「届いていません」と答え、男から「受け取りまでの期限が迫っています。本人確認の情報を教えてください」と促されるままに、住所や取引銀行、家族構成を教えた。
女性は何の疑いもなく、指示に従ってタクシーで金融機関に向かったが、運転手から「そんなの決まっていない。区役所に問い合わせてみたほうがいい」と助言され、被害は防がれた。
ヤミ金 や 振り込め詐欺 などの被害救済に取り組む宇都宮健児弁護士は「定額給付金は、 社会保険 事務所などを装う還付金詐欺とノウハウは同じだが、政府が実際に支給する点が大きく異なる。真実味を帯びるので詐欺グループにつけ込まれやすい」と話している。
警察庁幹部も「詐欺犯は常に新しい手口を編み出してくる。定額給付金の詐欺への悪用は絶対に封じる」と警戒感を強めている。
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