タコ社長,オーストラリア・メルボルンのスローライフな日々

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タコ社長1952

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テーマ: 国際恋愛(198)
カテゴリ: タコ生徒・学生期
アメリカにはギターを持って出かけた。大学3年生の夏休みだった。当時、私は教会のメンバーで、一緒に行くピーターソンさんご一家と、多くの教会を回ることになっていた。そして、そこで日本語のフォークソング賛美歌を歌って回った。

ワシントン州のシアトルから、車で東に3時間ほど行ったところにあるスポキャーンの子どもキャンプに裏方として10日間ほど参加した。ギターも一応持って行った。

ある夜、若いスタッフたちが集まってちょっとしたパーティーになった。ジョーというちょっとキザで細面、リチャード・ギアのような感じの男がギターでジョンデンバーの歌などを歌いまくっている。皆の知っている曲だから、合わせて歌ってにぎやかだ。

素敵な女性がいた。長身ですらっとしていてキャンディス・バーゲンのような感じで清楚。ちょっと心が惹かれていた。何しろ、初めての海外旅行で、回りは憧れの金髪だらけ。目がまわる。そんな中でもキャロルといったこの娘は目立っていた。

キャロルはジョーの隣に座りなおして、楽しそうにほとんどの歌を一緒に歌っている。私にとっては歯がゆい設定だ。当然のように皆英語の発音もよく、すごく上手にきこえる。

「タコ、タコもギター持ってるね。」
突然ジョーが言い出した。私は、コード帳を見ながら弾いているような初心者だった。ジョーはなんだか挑戦するように言っている。少なくとも私にはそう思えた。アメリカの男たちは、特に女の前では自己主張が強い。嫌がる私も、他の人にも言われギターを抱えるはめになった。

「じゃ、一緒に弾こう。」わざわざ、日本からギターを持って太平洋を越えて来るくらいだから、きっと可也弾けるのだろうと思ったようだ。ジョーがそういった。回りから拍手が出た。冗談じゃない、弾ける訳がない。私は、「バラが咲いた」止まりのレベルだ。キャロルの手前もあって調子に乗ってギターなんか取り出して本当に恥じをかいてしまった。

翌日、子どもたちのちょっとしたハイキングがあった。私も引率でついていった。しばらく歩いていると、突然茂みの中から人が2人出てきた。一行が過ぎた後だったので、ほとんどの人は気が着かなかったようだが、私はしっかりと見た。ジョーがジーパンをパンパンとはたいて出てきた後に、キャロルがついて出てきた。私は、しっかりと見た。



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Last updated  2009年06月02日 08時41分48秒
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