さと式 子育て(昔ながらの育児法)

はしかの予防接種


注意事項に書いてあったとおり、接種して六日目に熱が出始めました。
その夜、実に何ヵ月ぶりに花がおねしょしました。それで、「あぁ、体調がわるいんだなぁ」って、わかりました。
翌日には39度の熱がでました。
食欲もなくつらそうですが、おっぱいだけはごくごく飲みます。乳首を通じて、
花の高熱が伝わってきます。
たくさん汗をかいて、寝苦しそうですが、しっかりおっぱいを飲むので大丈夫だろう
って妙な自信がありました。
ちょうど土日ということで、仕事も休みでしたので、朝から付きっきりで看病できました。
その晩は4~5回おねしょをしました。私たちはバスタオルをあちこちに敷いてねました(*^_^*)。
熱は注意事項に書いてあったとおり、三日三晩続いてからすぅ~っとひきました。
熱で苦しむ花ちゃんをみながら、おっぱいをあげつつ、
私はまたいつものくせでこんな想像をしちゃいました。


今は「日本むかし話」に出てくるくらいの昔むかし。
私はのどかな村のお百姓さんのお嫁さん。
赤ちゃんが熱を出したけど、町のお医者さんまでは遠いし、薬を買うお金もない。
そんな状態でただただ、乳を含ませ、絞った手ぬぐいで熱いところを拭いてあげつつ、
早く熱が下がって元気になりますようにと祈るばかり。
どうかこの子がはしかの熱に負けずに、乗り越えてくれますように…。


そんな想像をしながら看病しつつ、ひととおり想像が終わると今度は、応援歌。
  ♪熱になんか負けないぞ!悪い菌はやっつけろ!
   花ちゃんの体は丈夫だぞ!
   パンチだ!キックだ!ビームショワッチ!♪

もう、なにがなんだかわけのわからないような歌を延々とうたいながら添い乳しつつ、
やさしくトントンし続けます。
こんな、へんてこりんな看病ですが、熱がひくと、
「わたしの看病が回復を少し早めたのね」なんてちょっとだけ母親になった実感なんてのを
感じてみたり(勝手に!)して、それはそれで幸せだったりします(*^_^*)←私だけ?。

熱にうなされる花ちゃんに、久しぶりにおねしょされて、
改めて、花ちゃんの膀胱の発達を感じました(^-^)。
まー、地図というか、湖ができますね!
添い寝だから、出た瞬間におもらししたのがわかるので、急いでその辺のタオルで拭き取ります。
あまり奥までしみ込んじゃったってことはないんだけど、
その分、シーツの上にできる水溜まりを一瞬みることができます。
成長したなぁって感じます(^.^)b。

不思議だなぁ、親になると、おしっこなんてこれっぽっちも汚く感じないんだもんなぁ。。。





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