さと式　子育て（昔ながらの育児法）

おんぶひもでおんぶする

お友達のお母さんから、
おんぶひもがうちにもあるんだけど、
どうやっておぶったらいいのかわかんない
と言われます。

私も最初はその人と同じバックル付きのおんぶひもを
使ってました。が、セッティングが面倒でした。
足を通して、胸の安全ベルトをとめて、ソファーに寝かせて
自分が床に座って、のけぞって腕を通して、「よいこらせっ」っと
おんぶしてました。
ソファーくらいの高さのものがない場合は、おんぶできませんでした。
母に聞くと「そんなややこしいの使ってるからやん」と
言われ、「シンプルなのんにしなさい」とのアドバイス。

で、次に、足入れのついたタイプを使用。
これは私にはかなりシンプルに見えました。
これも最初のうちは、バックル付きのおんぶひも同様
ソファーの高さでセッティングして、よいしょっと
おんぶしてましたが、それを見た母は、「なにしてんの？？」。

ということで、はじめておんぶひもの使用方法を知ったわけですが
　１　赤ちゃんをセッティング。
　２　ひもを赤ちゃんの脇のしたから胸の前に通し、胸のところでキュッとつかむ。
　３　この状態で、もう赤ちゃんは落ちないから、そのひもごと赤ちゃんをかついで
　　「ヒョイッ」と背中に乗っける。
　４　ママちゃんがお辞儀した姿勢で、赤ちゃんを背中に乗っけたら、あとは微妙な膝使いで、
　　赤ちゃんを背中のベストポイントになるように微調整する。
　５　できるだけ高い位置でおんぶできるようにひもをまわしてむすぶ。

赤ちゃんのお腹がママちゃんの背中にぴたっとくっついて終了。
ずんだれた（ずり下がった）状態では、赤ちゃんが前が見えず、息もしづらく嫌がります。
母曰く「ちゃんとあんたの声や息の振動が、赤ちゃんのお腹に伝わるように
ぴしっ　とくくらなあかんで。」

上手に手早くおんぶできるようになるには、ちょっと時間がかかるかもしれませんが、
すぐこつがつかめます。上手に負ぶえると、ママちゃんもラクチンですが、
へんてこりんだと、ママちゃんも窮屈で、すぐ疲れます。

私だけかもしれませんが、赤ちゃんのほっぺと、ママちゃんの
ほっぺがくっつくように背負うには、おっぱいのところで
バッテンにする結び方では、ずり下がってきます。
普通、おっぱいのところで２～３回ひもをねじらないと
乳腺を圧迫してお乳がまずくなると言われますが、
私は、のどの下あたりで交差させてます。
（着物の打ち合わせと同じくらい）
息苦しいときは、襟を抜く要領でひもを肩の方に開きます。
この方法だと、赤ちゃんの目線がママちゃんと同じ高さになり
しかも、長時間ずれません。
昔は、こんな風におぶってたんじゃないでしょうか？
（よくわかんないけど）

しろくま堂さんのホームページ
参考になさって下さい。