さと式 子育て(昔ながらの育児法)

兵児帯(へこおび)でおんぶする方法



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兵児帯。以前の日記でおんぶしてる写真を載せました。
あまり見かけませんので、「どうなってるの?}というご質問がありました。
どこの家にもあるわけではないかも知れないので、
説明写真いっぱい撮っておきました。

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兵児帯。へこおびと読みます。
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お父さんの着物の帯です。
サザエさんのお父さん(波平さん)が仕事からスーツで帰ってきて、
家で着物に着替える時に使ってる帯です。
子どもの浴衣の帯と一緒です。もちろん子どものより長いです。
こんなしぼり模様の物が多いです。
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長さは4.5mほどあります。
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さとクマ登場!「お久しぶりですだ。」
これを、まずくしゃくしゃっと細長くして、長さの半分くらいのところを赤ちゃんの脇の下に通します。
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後ろから見ると、
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こんな感じ。

前で紐を持ちます。
このとき、必ず手は下から。
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こうやって、持ちます。
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脇の下にゆるみがないようにしっかりと持ちます。

この状態で、もう絶対落ちませんから、持ち上げます。
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今日は苺のさとちゃん。(我が家の苺もどんどんなってます。女峰が美味しいよ。)
赤ちゃんはちょうど脇の下に手を入れられて抱っこされてるような状態。
↑イメージ図です。虐待ではありません!!!

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私はいつも立っておんぶします。
よいこらしょ。お尻を支えつつ背中に回します。
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前屈みになりつつ、自分の肩を赤ちゃんの下に潜り込ませるようにします。
この場合、赤ちゃんの体重は自分の二の腕と右手で支えてます。。
だたし、力は要りません。持ち上げる一瞬だけ力が要りますが、
けん玉の玉が上がるように、最初だけふっと浮かせれば、その間に自分の体を滑り込ませます。


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自分が前屈みにさえなってれば、
赤ちゃんは背中に乗っかってますのでその間に片方の紐を
反対の肩に回します。
するりんこ。
紐をあげるのではなくて、自分の首を下げて紐を反対側に回します。
自分の首を下げて回さないと、赤ちゃんの首に紐が掛かって、「首つり」状態になります。
慣れない間は鏡で確認して下さい。

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ここで、二本の紐をしっかり持って、赤ちゃんの位置調整。ずりずりずりと
ずりあげます。

肝心の反対側の手が写ってない。。。。。
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こんな風にずりあげます。よいよいよい。
(紐は絶対ゆるめません。手の力でずりあげるのではなくて膝の屈伸でずり上げます。)
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位置が決まれば、襟元でクロスした紐(帯)の片方を

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開いて 

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ぽ~~んと後ろに放り投げます。腕を大きく動かします。
これは慣れないとちょっとムズカシイかも。
自分が前屈みじゃないと、お尻にかかりません。
それから、何があっても、襟元の二本の帯を持つ手をゆるめてはなりません。この手がゆるむと、赤ちゃんは落ちます。

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反対側も広げて、大きく 

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ぽ~~ん。

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あとは、いつものように襟元でクロスしておっぱいの上で結んでできあがり。いえ~い(古)。

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後ろは、こんな感じ。

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横がこんな感じ。ぴったりフィットで、赤ちゃんの目線がママちゃんと並びます。
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反対の横もこんな感じ。
赤ちゃんのお尻の位置が高いでしょ?この位置覚えて下さい。
0歳児は体が小さいので、お尻をこの位置にしようと思ったら、
ママちゃんの脇の下ぎりぎりに紐を通さないとずり落ちます。必ず。


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前から見たところ。こんな感じでクロス。
こうやって赤ちゃんは前が見えるから、
ママちゃんのしてることがよく見えます。
お米をといでるときとか、料理してるときは、這い登るようにして手元をみようとします。
右から顔をのぞかせたかと思ったら、左からと、せわしないです・・・・・・。
「もっとちゃんと見せてよ~」って立ち上がって肩を叩きます。
「花ちゃん、お米研ぐときは、こうやって、手早く♪銀しゃりしゃり、銀しゃりしゃり♪よ」
親のすること全部見てます。
見たまま全部吸収してます。すばらしい脳みそです。
ちょっと分けて欲しいくらいです。
私はじっくり見て説明してもらって、させてもらってもすぐ忘れます。。。。。
悲しき三十路ーズ(^_^;)。

ちなみに、子供さんがもうちょっと大きくなったら、
胴も長くなるので、おっぱいの位置ででバッテンしてもずり下がりません。
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写真ではわざと、ちょっと下にずらしてます。
赤ちゃんが成長して(体が大きくなって)胴が長くなったので
お尻の位置が下がったと思って(想像して)見て下さい。
顔はもっと上にあると想像しつつね(*^_^*)♪。


それと、体格のよいお子さんなら、兵児帯が足りなくなることも・・・(短くて結べない)。
ふっくらしてるママちゃんとか、もともと兵児帯が短い場合などでも同じです。

まず一番最初に子どもの脇の下に紐を通すときに、ちょうど半分の位置ではなくて
5分の3くらいのところで脇の下に紐を通します。そして、片方のみをお尻の下に通して
おっぱいのところじゃなくって、ママの体の脇で結びます。
これで、帯が短くなっても大丈夫。
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帯なら、ママの体と子どもの体が一体化するので
「重たくて肩がこる」なんてコトはないそうです。
現代のおんぶひもは、おんぶした子を肩でかつぐから肩が凝りますが、
昔ながらのおんぶの方法なら密着した背中全体の「面」で支えるので、
私もいまだに花を重いと感じたことはありません。
大きな子どもでもこれならおんぶできます。

降ろし方は簡単。

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さっきと逆。まず前屈みになって紐をほどいたら、
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するするするっと、
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二本の紐さえしっかり持ってれば、決して落ちることはありません。
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私は降ろすときも立ったまま。
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片足にちょっと載せて
抱っこ。片手で抱っこしたら、もう片方で紐をぐるぐるぐる。
おしまい。


兵児帯はいわゆる布なので
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たためば
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こんなにコンパクト。

慣れればとっても便利です。掛けたり敷いたりくるんだり、応用が利きます。


ま、でも、普通のおんぶひもの方が楽ですね(笑)。
おんぶ素人さんは手を出さないように(笑)。

私の実家にて撮影。(指導担当:うちの母)
後ろのテレビボードにテレビがない!!ビデオもない!とか、
大国様の置物はなんじゃ??とか、密かにキティーちゃんのタイガースバージョンがある!!
とかいろいろつっこみどころはありますが、あまり、じろじろ見ないでね(^_^;)。


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おんぶ-2 亀の甲とは
おんぶ-3 おんぶひもでおんぶする
おんぶ-4 おんぶから降ろす
おんぶ-5 おんぶのメリット!!ぜひ読んでね。
おんぶ-6 ねんねこはんてん 昔ながらのおんぶ法
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おんぶ-8 おんぶ方法(写真で説明)
おんぶ-9 おんぶから降ろす(写真で説明)
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おんぶ-21 幼い頃の思い出「おんぶしてー」

母性のままに

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