
京都市下京区御幸町通仏光寺下る橘町
京阪本線・祇園四条駅より南西へ徒歩10分
阪急京都線・河原町駅より南西へ徒歩6分
幕末の動乱や明治維新を経て、京都の衰退に危機感を抱いた人々は、明治2年(1869年)、民間の資金や借金で小学校を作りました。良い人材を育てて、京都の産業を支えることが必要だと考えたからです。
当時、京都には「町組」という住民自治の組織単位がありました。上京、下京それぞれで通し番号が付いていたため、「番組」とも言われていました。原則として「番組」ごとに設けられた小学校だったので「番組小学校」と呼ばれました。
京都市学校歴史博物館では、「番組小学校」をはじめとした京都独自の教育の歴史や、学校を作った京都の人々の思いを紹介するために、平成10年(1998年)に設立されました。
ここはもともと、「開智小学校」があったところですが、統廃合によって平成4年(1992年)に閉校しました。ちなみに「開智小学校」は「下京第11番組」の小学校でした。
日本初の近代的制度である「学制」が定められたのが明治5年(1872年)ですから、「番組小学校」の設立は、全国に先駆けた教育に関する先進的な取り組みでありました。裏返せば、それほどに京都の人々の危機感が大きかったのだとも言えましょう。
学校の正門と石塀は、登録有形文化財に指定されています。
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