みなさんこんにちは。
三谷幸喜監督が贈る、コメディー作品です。
男(中井貴一)は、ある日病院のベッドで目が覚めたが、記憶が一切なく、
病院を抜け出した街中で見たテレビで、自分が総理大臣の黒田であることを
知りました。
彼は演説中に、聴衆から石を投げられ、それが額に当たったために、
記憶を失ってしまったのでした。
彼は、それほど、国民から嫌われていた、総理だったのでした。
パジャマ姿で、街中を彷徨う彼を、巡査の大関(田中圭)が、
不審人物と確保しますが、 そこへ、総理の3人の秘書官がやって来て、
彼を車に乗せ、首相官邸に連れ帰りました。
街中での出来事は、全て、裏から手を回し、表ざたにならないように、
仕向けました。
大関は、総理の SP になることを、夢見ていたため、総理に直談判しましたが、
彼もまた、この出来事の、秘密を守らされる工作を、受けたのでしたが、
しかしながら、最後にこの彼が、ある活躍をするのでした。
官邸に戻った総理は、自分が国民から嫌われている総理で、内閣支持率も、
ゼロに等しいことを知り、愕然としました。
秘書官の井坂(ディーンフジオカ)、のぞみ(小池栄子)らは、
総理の記憶喪失を隠し、 何事もなかった如く、公務を全うさせようと、
画策します。
実は政府は、10年間に5人もの総理を迎え、その間国政を
実質牛耳っていたのが、 官房長官の鶴丸(草刈正雄)でした。
黒田も実は、鶴丸の操り人形だったのでした。
自宅に戻った黒田は、妻の聡子(石田ゆり子)や、息子、お手伝いの寿賀さん
(斉藤由貴)たちに、気づかれないように努めますが、どうも、以前の黒田とは、
別人のような態度で、かえって怪しまれたのでした。
黒田は、学生時代の記憶は、失われていなかったので、学生時代の社会科の恩師、
柳先生(名優、山口崇)を官邸に迎え、政治の仕組みのレクチャーを、
受けるのでした。
黒田は、野党第一党の党首、山西あかね(吉田羊)と、不倫関係にあり、また、
妻の聡子も、夫が全くかまってくれなかったため、井坂と不倫関係にありました。
不人気の総理だった記憶のない黒田は、これを機に、国民のためを思った政治に
努め、 家庭も顧み、山西とのことも終わらせようとしていました。
スキャンダル記者の古郡(佐藤浩市)は、金で、どちらにもつく様な輩でした。
彼は、総理周辺のネタを武器に、総理や、官房長官から、金を受け取って
いましたが、 自分の写真で、国家の悪政を変革できる役に立つのではと、
思い始めていました。
そんな、非常事態の中、アメリカ合衆国女性初の大統領、しかも日本人の
血を引く、 スーザン(木村佳乃)が、日米首脳会談に来日します。
果たして、黒田やその周辺は、外交を乗り切ることが出来るのでしょうか、
そして、 黒田は、国民や家族に愛される総理になれるのでしょうか。
フリーキャスターになった有働由美子も、派手なキャスターの役で、出ており、
NHK 退職すると、何でも出来るんだなと、感心してしまいました。
文句なく面白い、おすすめの作品でした。
総理大臣も、所詮、人の子だったりなんかしちゃったりして。
広川太一郎の唯一の弟子、広川太三郎でした。
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