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2026年07月12日
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鬼平こと、火付け盗賊改め方長官、長谷川平蔵の活躍でお馴染み、
池波正太郎先生作、「鬼平犯科帳」。
平蔵の若き日と、火盗改め方長官になってからのつながりを持った因縁のお話し、
「本所の銕/密告」になります。
平蔵(松本幸四郎)と盟友、岸井左馬之助(山口馬木也)は京を訪れ、
酒を酌み交わしながら、昔の思い出に浸っていました。
若き日の平蔵は、父の後妻とそりが合わず、勘当の身でありました。
本所の銕(市川染五郎)と名乗り、酒や博打に明け暮れる毎日で、

そんな彼は元盗人の鶴(たすがね)の忠助(甲本雅裕)と娘のおまさ(中島瑠菜)親子が、
営む居酒屋「盗人酒場」に居候する身でした。
ある時博打場を後にした時に、無頼の仲間を引き連れた御家人横山小平次(駒木根葵汰)が、
銕にすり寄って来ましたが、彼は相手にしませんでした。
小平次はしつこく、銕の周りの人たちに付きまとい始めました。
銕に好意を寄せる団子屋の下女、お百を小平次は腹ませますが、お腹の子をおろさせようと、
暴力をふるいました。
幸いお腹の子は無事でしたが、彼女は左足が不自由になってしまいました。
怒った銕は、博打場で知り合った盗人、相模の彦十(尾美としのり)を仲間にし、
助っ人に来た岸井左馬之助とともに、小平次を叩きのめし、お百のために25両を、
用意させました。

盗人酒場に平蔵の父(松尾貴史)が来ており、後妻が死んだことを告げ、
忠助に息子が世話になったと、多くの金を渡し、去ろうとしましたが、銕は父に土下座し、
25両金を出して欲しいと頼みました。
本当はお百に50両渡すはずだったのでした。
父は、彼の帰参を認め、金も用意してくれたのでした。

邁進したのでした。
岸井左馬之助との京での思い出話、25年も前に起きた出来事でした。
そして今現在の盗賊改めの役宅にまだ京から平蔵が戻る前、一人の女が文を、
与力佐嶋(本宮泰風)に託しました。
長官宛の文ながら、押し込みのことが記されており、佐嶋は読んだことを、
平蔵の妻久栄(仙道敦子)に相談し押し込みの現場に筆頭同心酒井(山田純大)らと、
出張りました。
お仕込みが済み、盗賊どもは逃げる所でしたがお頭と名乗る、
伏屋の紋蔵(駒木根葵汰、二役)を捕らえました。
紋蔵は鬼平に会わせろと言い、自分は鬼平の子供だとも言いました。
京から共の忠吾(浅利陽介)と平蔵は戻り、佐嶋から事の次第を聞きました。
紋蔵に接見した平蔵は、その顔が25年前お百を身ごもらせた小平次と瓜二つで、
かつてを知っている、おまさ(中村ゆり)と彦十にも確認してもらいました。
おまさは、あの時の赤ん坊に違いないと言いました。
佐嶋から文を届けた女のことを聞き、左足が不自由だったとのことで、
女がお百(山田真歩)に違いないと察し、逃げた一味からお百が命を狙われると、
警備に当たるのでした。
果たして、お百の運命はそしてお百は何故盗賊になってしまっていたのか、
また何故紋蔵は鬼平の子供だと言ったのでしょうか。
幸四郎と染五郎親子が、長谷川平蔵の若き頃と中年に差し掛かった頃を、
貫禄ある演じ分けで、非常に面白くまた涙を誘う傑作でした。
いやー、時を経て、複雑な因縁がからまったりなんかしちゃったりして。
広川太一郎の唯一の弟子、広川太三郎でした。





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最終更新日  2026年07月12日 14時35分09秒
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