日々、是、ざつぶん

日々、是、ざつぶん

November 11, 2021
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テーマ: DRAGON CHEF(9)
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​……書きたい内容を素直にタイトルへ落とし込んでみたら、たぶん歴代最長のタイトルになった

ま、何を思ってこんなことを書こうと思ったかというと、まずはここ数日で読んだ本の紹介をしてみるところから。

とある品物をネットで購入してみたら、1000円の割引クーポンがついてきたので、たまにはネットで本でも買うか、と、地元の本屋さんでは品切れになっている(であろう)本を、興味本位で買ってみたのですよ。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

なぜ、日本人シェフは世界で勝負できたのか [ 本田直之 ]
価格:1540円(税込、送料無料) (2021/11/9時点)

(なお、この1冊ではクーポンを使えなかったので()一緒に買った本が『 ざんねんな三国志 』だというところが、なんともはやせ

初版が 2014年3月 初版本 が届いた(喜)……あんまり売れてないのか?(

一方で、はやせの現在地から行けるところで一番大きな本屋さんに、 平積み で置いてあったのが、こっち↓

『​ poroco+11月号 臨時増刊 2022年度版 札幌の美食店 ​』(楽天ブックスでは探せなかったので、リンク先は発行元さんのサイトへ)

……​ あれ ​から4か月経った今でも全く飽きずに、 DRAGON CHEF 🐉を追いかけ続けている自分に、呆れるやらなんやら(まぁ、可能な限り、地元本屋さんの存続には貢献したい​、という気持ちもある)

がっつりとした書評は、体力が回復したら、書くかもしれないし、書かないかもしれない(←ぇ)。
気象病 の持ち主でして​(たぶん、この単語が世に知られるずっと前から、体調を崩すタイプだった)、さらに寒くなると動きが鈍る 変温動物体質 & 冬季うつ もちの性質までも併せ持つ、 ​本当は ​冬眠​ したい​ タイプなので

まぁ、この記事についてはのんびりまったりぼんやり(←?)と書いてみます。​​



どストレート な理由ですよ。
冒頭の「 札幌グルメシーンの最新TOPIX 」という特集のトップ記事が、それこそ 下國伸 シェフの DRAGON CHEF 2021 優勝を取り扱っていたもの。​​

ま、特集タイトルどおりですよなw むしろ、今や札幌近郊に住んでて グルメを自称する人間 がこのニュースを知らないのは、そろそろ モグリ と言われそうなレベルになりつつあるw(他の地域ではどうだったのかは、よくわからないw)

今は目下 新庄剛志 ビッグボス(w)で盛り上がっている北海道ですが、今年の前半は本当に、ポジティブなニュースがほとんど記憶になかったからなぁ 大谷翔平 選手の大活躍ぐらい?「大谷はワシ(ら)が育てた!」みたいな自己満足で(ぉ)

グルメ本としての写真も美しいし、地の文章にも新たな発見があって面白かったのですが、何よりこの記事を書いた取材記者さんの 目線が優しくて 癒されました(本文じゃなくて、写真の説明文の方に心惹かれるのがはやせだw)。

本当に良かったなぁ、と思ったものは、 SNS に若手料理人さんや専門学校生さんたちからの反響が届いてた、というエピソード。彼があの​ 決勝戦の大舞台 ​で訴えた「(このコロナ禍で) 今の若者たちは料理の道に進んでくれるのだろうか 、という心配が少しある 」というスピーチが、ちゃんと届くべき人に届いていたんだなぁ、って(大会的には、 ご本人もまだまだ若手に分類される人 だろ、というツッコミはしないでおくw)。​

もちろん、このスピーチだけで届いたわけもなく、それまでの激烈な闘いの過程と、その集大成として披露された渾身のコース料理があってこそ生まれた、 説得力の賜物 でしょうけど。

そして、はやせが「ほっほぅ」と呻った一文が、こちら↓(全文引用中、( )内ははやせの補足)​
​​北海道屈指のグランメゾンである同店(= コートドール )は、​レストランの楽しみ方を熟知した 顧客たち が​歴代4人のシェフを 支え 、時に 育ててきた 。​​

常連の皆さま もそうだったのですね!
そして、この記者さん。 ​自分もその一人​ だ!と、自負されているんじゃないかなぁ、というところまで読めたw

これからの 新世代 ​スターシェフ​ というのは、自分一人の実力で勝ち上がる人じゃなくて、自分自身の努力はもちろんのことだけど、それとともに 周囲の人の後押しあって ​作られていく人​ 、なのかなぁって。

その意味では、北海道の一般民衆には スターの卵が本物のスターになるまで応援し続ける ​土台​ が、すでにあったわけですよ。 大泉洋 さん然り、 上杉周大 さん然り(新庄ビッグボスは、選手として北海道に上陸する前からスター性は充分あった人だけど、その彼の個性を最大限発揮できる大らかな環境が当時の北海道にはすでにあったと)。

そんでもって、例に挙げた二人にも特徴的なんだけど、光り輝くスター性の持ち主たちであることは間違いないんだが、同時に ​決して 完璧な二枚目 ではない​ 、という特徴もあるw(何だったら、下國シェフが 一番イケメン なくらいだ

さらにこの3人の共通点としては……過酷状況に放り出されて、無理やり ​素の自分を引きずり出された​ ところ ​​​​道中はボヤキだったり叫びだったり弱音だったりを吐き出しながらも、その試練を乗り越えて 成長できる人 こそ、本当に魅力的だなって(その意味では、 タカアンドトシ のお二人も 黄金伝説 お試しか! で過酷ロケを何度もさせられてきたし。もしかしたら、これを現在進行形でさせられているのは、 ​​ ティモンディ 前田 くん​​ かもしれんw)​​​​

それでなくても。
今回この本で 円山 の一流店マップを改めて確認しましたが……本当に 激戦区 じゃないか コートドールの一番のご近所さんが モリエール (ミシュラン三つ星!)ですよ  たぶん棲み分けはある程度できているんじゃないかなとは思うけど……ここで生き残るためには 本物の実力 がないと無理だわ
そして、この名店のリストを、ミシュラン掲載店だけでもいいから ​開業順に並べ替え​ てみたい(謎分析癖がここにも)。​


円山といえば……。
友人が地下鉄・東西線沿いに住んでいたこともあって、東西線自体は遊びに行くたびによく乗ってはいたんですが、はやせがまともに円山まで行ったことは…… 北海道神宮例祭 の時だけ、なんじゃないかなぁ?(他は、中学の修学旅行の時に、 円山動物園 が自由行動時間内の 必須到達スポット として設定されていたが、猿山の前に立っていた先生を見つけてチェックを受けたら、 ​速攻でUターンした​ 記憶しかねぇ

……道東の超絶田舎者だったとはいえ、今思うと本当に、何と勿体ないことをしていたんだろ

ただ、はやせの フレンチデビュー は、この 修学旅行が最初 、だとも思っています(記憶がないほど幼い頃に出席した親戚の結婚式で、もしかしたら振舞われていたかもしれんが)。というのは……うちの中学の修学旅行。約100名の修学旅行生をホテルの大ホール一室に集めて、 ​​​ テーブルマナー 実践的研修 を受ける​​​ 、というメニューがあったのですよ!

……ほっとんど、何を食べたのかは覚えちゃいないが

記憶に残っていることと言えば、会場がめちゃくちゃ寒かった上、はやせの座っていた席がサーブから最も​遠い位置にあったせいか、 ​全ての料理が冷めきっていた​ ことと、デザートのバナナをナイフとフォークで食べることがエラく難しかった思い出しかねぇ(←皮を剥くところからナイフとフォークでやれ、と言われた)

今でこそ地元(隣町含む)でもフレンチだったりイタリアンだったりのお店もできましたが、当時は外食に行くっていったらお蕎麦屋さんか洋食屋さんか大衆食堂か、くらいの選択肢しかなかった中(ラーメン屋さんですら、インスタントラーメンにも勝てないで開店しては潰れるようなお土地柄 ​​、何とかイナカッペ生徒たちに 文化のかほり ()を伝えようとしてくれた教師陣の苦労も、今ならわかるんですが…… ファースト・インプレッションがコレ て、さ。なんか、 ​逆効果​ じゃね?​​ ​​​​​​

​​
つまり、その時からはやせは、 フレンチ の美味しさにあまり ​期待しない人間​ になってた気がするのよ ​​​​

人生の中では、ヨーロッパに行ったこともあるのよ?(半分仕事みたいな用事でだったけど)そのときにも一度フレンチのフルコースをいただく機会があったのだが……場所は何故か、 ドイツ のお店だったw その次にフランスへ行く予定になっていたのに……(そして、フランスでの料理の記憶があまりない…… 生ハムメロン は、はやせには美味しくなくて口に合わない、と思ったくらいか​

そのときのフルコースの記憶(まだ20代だった)も、印象に残っているのは……前菜とスープだけで腹いっぱいになっちゃって、魚料理も肉料理も急いで無理やり詰め込んだ上(←はやせは普段、めちゃくちゃ食べるのが遅い人なので、周囲がすでに食べ終わっているところで、周辺の「 早く食い終われよ 」という視線の中で食ってた)、最後の最後に出てきた チョコレートケーキ のデザートがこれまでで一番死ぬほど重くて、完全に ​胸やけ​ を起こしたこと​​

ええ。美味しいと思えた記憶なんて、ないんですよ、コレが ​​​​​​​ (ヨーロッパ旅行で一番美味しくいただけたのは、ドイツのホテルの 朝食バイキング くらいだったソーセージ旨かったよ、ソーセージ) 当時はまだ、料理の写真を撮って残す、なんて文化なんか存在せず(むしろ、A級レストランでそんなことしたら マナー違反 なんじゃないか?くらい思ってた)、 Instagram 登場以降の「 映え優先 で旨いと思えなさそうな料理」の存在に、な~んかもやもやしていたのも事実なのです(人生三度目のフレンチ経験は、妹の結婚相手の親族との懇親会で行ったのだが、一番心に残った感想は「 ​フォアグラ​ は初めてだったが、案外食えるな」だった←レバー類も苦手なヤツ)。

​【第3版追記】​

​​​​細かいことを言うと、親族や友人、職場の同僚さんの結婚式や披露宴でもフランス料理は食べていたハズなんだが……「食事が目的」のイベントでもこのレベルの記憶力なモンだから、「結婚式に出席する」が目的になっている時点で、 食事の記憶が ​皆無​ です

ただし、 イタリアン のコース料理​ の記憶は、意外とはっきり印象に残っているんです。また食べに行きたいなぁと思う程度には……。

一方で。
テレビの特集で美味しい​お店の紹介は数あれども、フレンチを取り上げてくれることがなかなかないのは……フルコースを紹介するのは ​時間がかかる​ 、という理由もあるのかな、なんて思ってみたり(バブルの頃にはテレビでもイタ飯が流行ったことがあったが、 アラカルト として一品だけの紹介がしやすかった、なんて理由もあったんじゃないかな)。

​【第3版追記】​

​​​​フランス料理の店、という紹介があっても、庶民が行きやすいような ビストロ系 のお店​ ばかりのような気がする……。​

当時は全く見る気のなかった(今もかw)、 男性向けモテ雑誌 には、もしかしたらモテる男のデートコース特集みたいな感じでA級のレストランが紹介されていたこともあったかもしれんが……​ 歴史的 ​にはその後、「 ​冬の時代​ 」と呼ばれる不遇の時代に入っていくのよね。

それ以外には、ドラマや創作作品における一流レストランを舞台にしたものに着目するくらいしかなかった、かなぁ?(それすらも、10代で触れた記憶に残っているのは ミスター味っ子 のコース料理対決くらいかなぁ?)​

だからこそ、 ​料理の鉄人​ が画期的だったわけですよ。主婦の方々へレシピを伝える普通のお料理番組ではない、​日本料理なら日本料理人、フランス料理ならフランス料理人、中華料理なら中華料理人の皆さんが、​誇りをもってがっつりと 料理を一から作る ところから見せてくれる​ 番組として( きょうの料理 でもある程度の料理人さんを覚えることはできたけど、やはり料理人さんの個性よりも、完成した料理そのものとそのレシピが主役だもんなぁ)。​​

なぜ、日本人シェフは~の方にも、「料理の鉄人を見て料理人になった」というエピソードを持っている人が登場していました。大衆向けの料理店しか存在する実感がなく、 文化的な素養を持っていない 田舎者にとっては、一流シェフ​が頑張っている情報は ​自分から取りにいかないと触れる 機会 がない​ よ、と。

今でこそ料理店の評価サイトなんかが​あって、そこに辿り着けば美味しい料理を食べることはできるでしょうけど、今のところ「料理評価サイトを見て料理人を目指しました!」……という人はいない気がするし(苦笑)。食べる専門で、「その料理がどう作られているのか、自分も作ってみたいか」まで興味を持って感想を書いている人は……そんなにいない気がするのよね(そして、料理を作りたい人は クックパッド なんかの主婦向けレシピサイトの方に流れて、家のお料理に終始してしまう)

結局、「 料理 ​人​ に魅力がある」ことが伝わらないことには、次世代には繋がっていかないんじゃないか、ということを、料理の鉄人や アイアンシェフ の経験者たちこそ強く思って、 RED U-35 DRAGON CHEF は誕生したんだろうなぁ、という結論に行きつきました。​​​

今の若い人たちは、苦労なんかしないほうがいい、辛かったら簡単に逃げちゃえ、むしろ情報を集めて 最初から避けちゃえ 、と思っている人も多いかもしれないけれど、「 若い時の苦労は買ってでもせよ 」という慣用句(ことわざ)もあることだし。それを地で行ってきたのが、なぜ、日本人シェフは~でも多くの人が取り上げられてきた 我々世代 のお話なんですよ(もっとも、彼の本に登場した本人たちはその苦労を辛いとは思っていなさそうなぐらい、皆さん パワフル だったけどw)。

40歳を過ぎると、ね。本当に辛いことに対面しても、体力が落ちてて若い時のようには体が動かんのよ​それをカバーできるのは、20~30代の時に苦労した際に得られた経験値の賜物。その時の体力と柔らか頭で得られた工夫で、何とか今乗り切っている最中なんだ。

……40代になって 要らない人 と切り捨てられないように、​20代まではがむしゃらに知識と技術を磨いてもいいんだよ?(切実)


非常にまとまりのない文章になってしまったが​​ ドラシェフの第2回が始まる時には、若手料理人の皆さんがもっともっと参加してくれるといいなぁ、と、思ってみました。

同時に……この番組(大会)を視聴者として真に楽しめる人は、 ​​水曜どうでしょう ファン ​​ かもしれない、とも思うようになりましたよw​(なんで…… ABC のスタッフの皆さんは、勉強しておこうなw)​

​【第2版追記】​

​​​​具体的に、北海道ローカル番組のどこを参考にして欲しいか、と言うとだな。
テロップでいいから、 収録日 をしっかりと 視聴者に伝えて おくれw​​

二本撮りをするな、とは言わない。むしろ、一本ずつ撮るのは非効率だし、地方から出ていく料理人さんたちにとっても負担が大きい。

が、二本撮りをするんならするで、それが二本撮りの一本目か二本目かを、正直に伝えて欲しいんだって ​​​ ​どうせバレる​ から ​​​​ それが、このドラシェフを ​リアリティ系ドキュメンタリー番組​ にする第一歩さ( 水どう にしろ、 ブギ専 (奥の細道編)にしろ、1回のロケを複数回に分けて放送したり、逆に間が飛んだロケ日を同じ回で放送したりするから、逆に収録日の説明がないと 季節感が0 になったりするのよw けど、二本撮りの二本目なのに「 先週は 」とか、台本に沿って言っちゃって、周囲の料理人さんたちに 怪訝な顔をされる くらいなら、そんなフリいらんからw)​​

​​
あとは、​放送作家さんたち( 【第3版追記】 と、ディレクター陣)があんまり出しゃばらないことだねw 「こんなシチュエーションにしたらおもろいやろw」とか「こんなん見せて感動させたるw」とか、そんな ​計算​ が視聴者に見えちゃうと、 ​一気に醒める​ んで ​


他の オーディション番組 とかもそうでしょ。審査をする方もされる方も 本気でやる から面白いんであって、そこに​​台本なんかいらないんですよ。一所懸命やった結果、偶然生まれたドラマをしっかりと観察して、丁寧に切り取る。それで充分面白くなるから。

変な横やりを入れているヒマがあったら、料理に使われた 食材の取材 でもしてくださいな……(涙)。





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Last updated  November 17, 2021 07:56:46 PM
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