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みえこ55@ Re:調律師さんが亡くなってしまいました。(12/09) 20年間も二人三脚で人生を共にされてきた…
2013年11月01日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
いつの間にか木曜レッスンのカラーが極彩色になっており、それはもう毎週大騒ぎもいいところでした。

ジャズあり、クラシックあり、というだけのことなのですが、広く浅くでなく、狭く深くというかなんというか。

未熟な私の脳みそは、毎週のようにジェットコースターで振り回されておりましたが、発表会が近くなってくるとこういう恐ろしい日もある意味、落ち着いてきます。

…生徒様ご一行様の皆々様が、「発表会がもうすぐだ!」とヒヤヒヤしてくるのかなんなのか知りませんが、「その日の綱渡り」に向けて、整列してくれるんですよ。

そうなってくると、「右向いて」といえば、誰もが右を向く。そんな感じで、私の仕事が楽になります。発表会の怖さを知る側と知らない側の温度差の問題でしょうか、よくわからないし、考えるほどの脳みそも持ち合わせていないのが幸いです。

最終時間のクソババアちゃんがテスト勉強か何かで結構休んでるので、この時間が出演者たちの争奪戦になります。ハロウィンの当日は、イレギュラーに、双子のぼっちゃんたち、ということで、わたくしは、

「リアルハロウィンだな」

と、朝から腹をくくっておりました。

腹をくくりついでに、ようやくゴタゴタブツブツ一人で悩んでいた、「新作お洋服の買出し」にも出かけ、それものんびり任務遂行。日曜日のコンサートに着るか着ないか着こなせるかは別として、努力はした…という事実だけ欲しかったわけです。



ハロウィンだからオバケくらい出たっていいでしょ、と久しぶりに飛び込めば、いつもどおりの奇妙な空気。ここでははじめから「扱いにくい面倒なおばさん」として振舞うことに疑問を感じないでいられるわけです。ハロウィンだけに、さらに厄介に出来上がっているワタクシは、明らかに腹肉が自己主張しそうな花柄のニットのワンピースやカシュクール状になった超ミニワンピースを、カーディガンとともに着用、とか、パンツ履く、と、脳内でアレンジを計算しながら選ぶことに没頭できました。

腹肉ワンピースに至っては、グフフフと自覚しないうちに笑いがこみ上げました。

「その笑い方、ちょっとまずいですよ」と、明らかに言葉を選んで言われましたが、腹肉気になると、涙目になる自分より、

「どうせ、腹肉がどうのこうのって思ってんでしょ」とグフフフ言いながら選ぶ自分の方が、見た目どうこうより生きるのが楽ですわ。

発表会前に、外見も中身もちゃんとしてられるわけないじゃん!という気分もありますしね。

自力でどうにもできないことってのは、あるのよ。この謎のグフフフ笑いは、朝からの恐ろしい症状。うっかり自分の免許証の写真を見てしまって、その前代未聞の不細工っぷりに笑いが止まらなくなってたんです。その延長にまだいるだけ。ほっといて、と思いました。

だいたい、人のことに文句つけるより、顔見るなり、断りも無く、私の二の腕、それも利き腕右の二の腕をプルプルと震わせてきたお前が言うな。そんなことされてもギャーとも思わない自分も自分だけど。文句言うのも気が付かなかったというか。

それでも、恐るべきドンピシャ具合の2着のニットを選ぶことができました。腹が立つほど使えるだろうこの2着で「冬を乗り切る」というつもりが、口は勝手に「夏を・・・」と言いかける。…そこ、逆ですから。

そして多分、この気楽さなら、冬になる前に、まだ買う気にもなるだろう、と思いながら、教室に戻りました。

私が知らなかった世界があって、そこは女の生き地獄と名づけたい場所でした。いつまでも女でいたいと願う女心そのものが恐ろしい。私はそれですっかり女を捨てたくなってしまったのですが、今捨てたら、捨ててから長いの。女を捨てて女で生きるなんて恐ろしいこと、仕事柄できない場所に立つ事もできない。仕事するならそれらしい服着るか、と、久しぶりの覚悟の日でもあったわけです。

その後、ピアノを弾いてみると、自分でも気づくことがありました。去年くらいからかなぁ、生徒たちに「色っぽい!!」と言われても、自分ではさっぱりわからなかったけれど、ほんと、色っぽいわけですよ。大丈夫???と言いたくなるほど色っぽく弾ける。



そんな気分でレッスンを始めてみたら、次から次へとすさまじい展開。持ってる知識をフル稼働しても足りない。いや、足りるんだけど、あっちからこっちからかき集めるのが大変。

「学校でもらった」とA列車で行こうなんていう楽譜まで躍り出てくるわけです。

知ってることは教えたくなる。そんな生徒相手なら、ギャ-スカ言わずにリズムのバッキングを鳴らしたり大忙しでした。それでもうまくいかなきゃ弾くしかない。

クラシックを弾いたその手で、ジャズを弾く。

そのことの恐ろしさ、難しさを忘れて、ただ弾くことしかできないわけです。



「先生のピアノは違う」と、胸をおさえておりました。

「グッとここにくる」と、強く強く自分の胸を抑えながら感無量みたいな顔。

えー、そうでもないし、と思うのも、自分の本音。

双子は予想通り、ハロウィン仕様(←通常運転だという噂もある)で、

「お菓子くれなきゃ食べちゃうぞ」だの「とりくえとりー」にしか聞こえない「トリックオアトリート」だの言ってましたが、

「食べたら腹壊すぞ」と返しながら、「ドラえもんのリズムがとんでもないことになってます」と指摘。…ドラえもん、壊れてるよ。

おうちでママが手拍子打つしかないから、と手拍子の打ち方をママに指示してると、ママがすごい追い詰められた顔して

「レッスンにもっと来なくちゃ発表会が怖い」と言い出すわけです。なんなら毎日教室に来たい。それはもはや「ママのために」だと言う有様で、やんややんやとハロウィンの夜が更けて行きました。

色気が過剰になりやすいデザインの洋服屋さんで、色気のコントロールを考えたり、レッスンで「楽しさ」という秘密兵器に直結するビートを指導しながら、色気だビートだと、気が付けば、えらく本能的な太古の力を感じるとき。

人が生き物であるために追求するべきものは、いったいなんだろうね、と、魔女たちに尋ねたくなりました。(笑)

全てが終わって明けた次の朝。発表会会場の近くで見かけたカラスはお行儀よく横断歩道を渡ってました。

ちゃんと車を待ってたし、最後まで横断歩道を渡ってましたよ。

…おもしろがっちゃえば、相当おもしろい毎日です。グフフフってね。(笑)





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Last updated  2013年11月01日 09時06分59秒
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