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みえこ55@ Re:新しい調律に向けて。(12/17) 素敵なピアノとの出逢い、素敵な調律師さ…
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みえこ55@ Re:調律師さんが亡くなってしまいました。(12/09) 20年間も二人三脚で人生を共にされてきた…
2013年11月11日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
いつものことなのですが、振り返ると、かすかな記憶しかないような部分と、深く思い出せば、その心象風景が歪むほど細部まで戻れるような微妙な時期です。

会場での時間は、「スタインウェイと会場の関係」とか、「私自身とスタインウェイの距離」を確かめることから始まってしまいました。

調律師さんがついていてくれたので、「この楽器は、なでるだけでいいらしい」というのが見えた頃、待ちかねた生徒たちのリハーサルが始まり、そこからは、もう、カオスでした。(笑)

なでるだけでいい、という割には、速い速い曲ですし、まだ未完成。そこに恐怖を感じるほど若くはないけれど、いつものように、じっくりと歌い上げる曲にしておけばよかったのかな、とも思いました。

スタインウェイに触れてから6時間ほどが経過した頃の自分の演奏では、逃げ場を用意しなかった前半の暗譜の場所は可能な限りに音楽に乗って弾き、逃げ場としての楽譜を用意した後半にはかすかなもつれがあり、危うさの中でそれを吹っ切っていく感覚と、はじめから良く決まることが多かった最後の部分が手の中にある感覚という、さまざまな経験をしました。

そしてそこで、ペロリと自分の舌が笑顔とともに飛び出たのは、いまだにはっきりと覚えています。

決め具合でいえば、生徒たちのほうがよほど決まっていたのです。(笑)

音色の美しさも、ステージにゆったりといて、演奏を楽しむ感じも。

…その背中を見ながらアナウンス席で、自分の指導した部分が全く見えず、彼らは曲と出会い、音楽に導かれてここまで来ただけなのだ、と思ってしまいました。



正直、私の器なんて、そのくらいのものです。

けれど、さまざまな方法を経て、私は多分初めて、ステージ上で理性を保ちながら、手の動きに任せて大きく歌いながら、すさまじい速さの曲を弾く、という状況にもありました。

速いものになると、弾きこみ、あとは手のままに弾くのが限度でした。いつしか、記憶だけを使って弾くようになり、今、初めて、歌い方はその日のピアノと自分の状態に合わせ、手は、自分とはある種、分離したようでいて、分離していない不思議な距離で使うという状況になりました。

6時間前のリハーサルではそれができるかなぁ・・・なんて心境でしたが。ステージに上がったときには、ドキドキすらしていませんでした。こればかりは、弾いてみなくちゃわからない、それが全てでした。

お客さんの入った会場は、音を吸い込み、リハーサルのときに私が聴いたまぶしい光は音の中になく、同じ力で動く指がそこにありました。

あれ以上、お客さんが少なかったら、会場の音はすごく大きかったはず、と調律師さんが言ったような気がしますが、私にはピアノあるいはピアニシモで弾いたくらいの感覚でもありました。

メゾフォルテまで出したかどうか。

また今日から、ポツポツ練習していく曲ではあります。きっといつまでたっても完成しないだろうし。

耳の肥えた調律師さんが、「あの演奏はバツグン」と、心を込めて言ってくれたのは、大喧嘩した作曲家のおうちのぼっちゃんでした。出会ってから、彼が弾いた数曲のジャズ。クラシックに目覚めてはみたものの、練習のおもしろさを知るにはまだ早く。そこで、勃発した大戦争。(笑)

そうでなくとも自信だったらいつでも無くせる私が、清塚信也さんのコンサートで「やっぱりあのとき、あの子にああいってよかったんだ!」と思って帰ってきたこと。

最小限、ギリギリの表現付けの時期に教えたもの。



「弾き始めたときに、これはいけるってわかったよ」

「そんなことわかるの?」

…という帰り際の言葉にイラッとした私の器。(笑)


…もうひとつの悩みの種、発表会の衣装は夏と同じものにしていたけれど、羽織るカーディガンをいつもの頼みの綱の「魔女カーディガン」にしてました。

出掛けに、魔女カーディガンの紐が神隠し!!ちょっと!!どうやったら無くなれるのよ!!



…どうしたら紐だけ消えるのかという大いなる謎だけに、頭を悩ませています。(笑)





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Last updated  2013年11月11日 11時04分15秒
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