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2015年10月12日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
秋の合同発表会まで、一ヶ月を切ったのですが、新人さんが多いので、そちらでドタバタになっています。(笑)

つい先日いらした、とても音楽に対しての耳のいい大人の生徒さんは、電話でお話した印象のときのまま、真面目な女学生のイメージで、それは一生懸命に練習していてくださいました。

…問題意識を持ちながら練習してくださるので、こちらが本当に楽!というのが、レッスン1回目からできるって、とてもありがたいことです。

こっちも寄る年波のおかげで、あ、そこ、気をつけて練習しすぎたんですね、とか、ちゃっちゃとわかるようになっているので、ほんとにレッスンがスムーズで助かりました。

一生懸命練習してくださるのはありがたいことだけど、それが違う方向に暴走していても気付かないのが、生徒というもの、ではあるのですが、耳がいいって助かります。

…ある程度綺麗な音楽として成立するところで、とどまってくれますから。(笑)


それでも、あれやこれや、一生懸命考えて練習した気配を辿るのは、こちらもおもしろいことです。そっちに重点を置きすぎたんですね、ということは、どうしてもありますから。


…そこにまた、独学でピアノを小5まで弾いてきた、という猛者がやってきました。(笑)賢い女の子で、とっても真摯な態度で、おまけに謙虚という、これも奇跡のような子でした。(笑)

おもちゃのピアノを弾き潰してしまって、電子ピアノを買ってもらっていたのに、なかなかレッスンに来れなかったのは、4ヶ月のかわいい弟や、その上の弟などで、さぞてんやわんやだったからだろう、と思います。(笑)そのかわいい弟達を引き連れて、賑やかな登場でした。(笑)




体験レッスンのときに持って来てくれた曲が、学校のプリントのオーシャンゼリゼだったのですが、そのメロディラインの確かなこと!!急遽連弾してみたら、私の親指がオタオタするレベルのリズム感とビート感に、私もちょっとあわてましたよ。(笑)


…こちらも、間違った早期教育のあれやこれやを引きずる身なので、こうなるのも当然だな、とわかるのが御の字というギリギリ感で、必死で対応しましたが。(笑)本当に音楽に敬意を持って繋がった音楽って、すごい!(笑)子どもでも、こうなっちゃうんだね、と思うと、音楽の力の凄さにあらためて驚嘆しました。(笑)


でも、すごくいい子で、次の時間の小6の女の子のリベルタンゴを聴いて、「とてもこんな風には弾けない…。」と切なそうに恥ずかしそうにうつむくわけです。(笑)

まだ、こちらのリベルタンゴは、仕上げの途中で、危なっかしいというのに。

そりゃ、小6でタンゴの熱いビートをドラマティックに仕上げるには、時間もかかります。その未完成なタンゴのいいところをきちんと聴けて、すごいと思える、そこがすごいと思いました。


発表会までに、大人のタンゴになるのかしら。(笑)そっちもそっちで心配ですが、小6のくせに、タンゴの大人の世界観にほれ込んじゃって、頑張っているんですよ。(笑)これは、ちゃんとした基礎がないと、弾けないね、と、私が言うと、本人もそれがわかるんです。(笑)


小1から小6まで、ありとあらゆるジャンルの曲を弾いてきたこの子も手こずる危ういタンゴは、少女が大人になる過程の複雑さのようで、とてもほほえましくもあります。(笑)


まだちょっと早いかも、と私が思うのに、大人の女の人の色っぽさに憧れる女の子のように、ちょっと背伸びがしたくなるわけで、かわいいなんてもんじゃありません。(笑)


履きなれないハイヒールを履く女の子のようなタンゴは、嫌味がなくてかわいいのですが、独特の延々と刻まれるリズムを辿るには、少々、慌てんぼうです。(笑)そこがかわいいんだけど。(笑)


速くなりすぎちゃうというか、熱くなりすぎちゃうというか。(笑)で、手が追いつかないわけで、そこは、大人のフリをして、余裕を見せるのよ、なんて、弾いて聞かせると、


「先生のタンゴは、リズムが回転しているのがわかる。」なんて言うわけで、それも子どもを教えるおもしろさになってきました。(笑)





合同発表会は、相手の教室にとっては、年に一回の大イベントということで、どうしてもみんなが熱くなっていくのですが、うちは、こんな細かいところが整えば後は、


「お辞儀ができたから良かったね!」


くらいのかわいいおちびさんたちのかわいさだけ堪能してもらうところで、のほほんとしておこうと思っています。(笑)


何しろ、かえるのうたを練習中の年少さんは、私の腕の中でオルゴールみたいな声で笑ってばっかりで、お手手を広げていろんな指で弾くのも、左手をつけるのも、お辞儀をするのも、いつも、どれか忘れちゃいます。(笑)


もちろん、ドがどこかも、時々忘れる、というか、抱っこされているので、教わって当然という気分で考えようともしないとか、その辺りで危ういという有様です。(笑)





他の子たちも、上達はしているんだけれど、いつもの調子で危機感ゼロで、発表会はお土産をもらえるお楽しみ会程度の認識です。(笑)せめて、なんか弾かないと、記念品がもらえない、くらいは覚えて!(笑)


仕方がないので、現時点で弾けるところで、あっちをちょん切ったり、こっちをちょん切ったり、でも、それで安心させすぎないように、決め所を作ったり、結局、いつもと同じ、土壇場のアドリブで対応しています。(笑)


決め所があると、急に弾く気が増すとか、ホントにわかりやすいのが助かるんですが、地道な練習なんて、どこの国の食べ物?くらいに、身についていない子もいるっちゃいるんですよね。(笑)


発表会一ヶ月前の光景としては、かなり危なっかしいのですが、今年はいつもよりも、さらに危なっかしい気がします。(笑)慣れと言うものは恐ろしく、いかに楽しておいしい思いをするか、に、流れていっちゃうんですよね。(笑)そして、危なっかしい割には、そのすべての心理が、わかっちゃってわかっちゃって、笑えて困って別に怒りもしないという私が恐ろしい。(笑)


…本番は恐いんですよ!魔物が出るんですよ!って、どんなに脅しても、気にしないなら、たーんと魔物に脅されておいで、というスタンスになりつつあるのかもしれません。(笑)あと、歳も歳だし、で、悪役になる元気も失せてきたというのもあるのかもしれません。(笑)


…一番意地悪なのは、本番の恐さを知り尽くしてるのに、練習しない子を怒りもしないで、笑っている私だったりして。(笑)


…でもまぁ、こんな時の方が、魔物が優しかったりして。(笑)いちいち損する私としては、そんな風に生徒達が、甘い態度で臨んで、魔物に脅されずにいいご機嫌になっていたら、妬みで自分が焼け焦げてしまわないか、それくらいが心配です。(笑)





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Last updated  2015年10月12日 16時04分02秒
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