画像は、家の家紋「丸に隅立て四ツ目」の入った幕。
今年は祝い事に、25年ぶりに幕を張った。
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大正六年、先々代「喜重」(祖父)が、この地に尾花屋を建ててから今年で 101 年になる。
それぞれの時代や代替わりにより、雑貨屋、下駄屋、駄菓子屋、紳士服のテーラー、婦人服の洋装店と、扱う品が変わりつつも、この地で商売を続けてきたんだな~
そんな尾花屋も、我が母が亡くなり、二代目の父の介護をしつつの 5
年間に店は仕舞屋状態に。
ほかからの収入のある三代目としては、そのまま店仕舞いでも良かったが、父が亡くなり、この家を継ぐと実感したとき、「尾花屋」という屋号を残し、店を続けなければと思い、私設図書館やイベントスペース、カフェとして店を再開した。
個人的にも新たな人生の節目を迎えた今年、 101 年続いた「尾花屋」の歩みを思う。
業種がかわろうが、先代、先々代が地元やお得意様に可愛がられたおかげで続いてきた「尾花屋」
その積み重ねは、けっして軽くないんだな~
なんでもない今年が、尾花屋 101 年目の積み重ねの上にあると思うと、この一年の重みが増すように思える。
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一年、 一年を積み重ねての 101 年。
そして、さらに一年、一年を積み重ねてゆく 102 年、 103 年・・・
僕が尾花屋を再開してから何かが始まった訳ではなく、ずっと続いてきた尾花屋の歴史の 100
年目、 101
年目を刻んでいるのだと気付いた!
101 年目を誠実に、お客様や地域の方々に可愛がられるように。
そして、 102
年目も、これからもずっと~ずっと~
そういうスパンで考えると、時間をかけて、じっくり行こうと思える。
なにも急ぐことはないな~
尾花屋の刻む時は、悠々と長いんだ。
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