45才からのぐうたら生活

45才からのぐうたら生活

2008年10月02日
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カテゴリ: ぐうたら日記
はぁ~、今日はもう、やんなっちゃう1日だったよ。(--;)

大概、1~2泊、多くて3泊なんだけど、すごーく疲れる。

家族の介護疲れを軽減する為、壊れた方を短期(2~3日くらいが多い)で、預かるのが、ショートステイと言われるもので、こう言っちゃナンだが、一番、始末が悪い。

来て暫くすると、ああ、これじゃ家族は疲れるわね、って思う人がほとんどで、勿論、大切な家族を、お預かりするワケだから、気を遣うし、楽しく居て頂けるよう最大限、配慮もするんだけど、これがハンパじゃない暴れ様なんすよねぇ...。

簡単に言うと、初めて幼稚園に行く子、と言ったら分かって貰えるだろうか?
家族に連れられ、やってきて、自分だけ置いていかれる。
何で?ここ何処?、知らない人ばかり、怖くて怖くて堪らない。
いや、実は、何度か来てるんだけど、そんなの忘れてるから、毎度、最初から。


だから、自分がどうして、ここに居るのか理解できない。
何だか分からないけど、置いていかれた、家に帰して、帰りたい。

そこを何とか、楽しい方向へ持って行くんですが、
最初は、何をやっていても、誘っても、そわそわして、落ち着きません。
迎えが来るからと言って、入り口でずっと待っていたり、タクシー呼んで、汽車の切符を取ってなどなど、帰りたい方法は様々で、何とか帰ろうとします。
無論、帰る場所も言えないのに帰れる訳がありません。
「家に帰る」と言う思いだけで、動いています。
まず、午前中は、こちらが何を言っても、ほぼ無駄。
お茶すら飲みません。

落ち着いた頃を見計らって、誘ってみたり、他の利用者さん達も話しかけてくれたりするので、その時は、楽そうに笑って、はしゃいでたりするんですが、ふとした拍子に、お家に帰りたくなるんですね。

で、入り口のソファーから動かない。

今から迎えに来ると言い張り、ひたすら待っている。

これが、2日目になっても、3日目になっても、暇さえあれば、入り口付近でうろうろ。
お茶や、レク、食事の時間などは、皆といるけど、フリータイムは入り口のソファから動かない。
職員が、なるたけ話しかけるようにしてて、その時は笑って話したり手を繋いで歩いたりするけど、やっぱり、ずっと外見てる。

何とか帰ろうとするのは変わらない。


動きが活発な人だと、窓の鍵を開けようとしたり(無論、開かないようになってる)
とにかく、努力しまくる。

どうがんばってもダメとなると、もう本人も限界なのか、暴れ出す。

あんたらなんか大嫌い!
帰してぇー、帰してよー、息子が私を置いてくわけないのよ!
様々な暴言を吐きながら、殴る、掴む、引っ掻く、噛み付く、そりゃあ、渾身の力を込めて。
そういう時って、火事場の馬鹿力が出るらしく、大の大人が、数人がかりでも弾き飛ばされる。

「絶対、家族が自分を置いてく訳がない」と言う思いがあるので、そうなってしまうのだろうが、家族だって限界に近いから預けに来たわけで、可愛そうだが、居て貰うしかない。

入れ替わり立ち替わり、何とか宥めて元の上機嫌に戻って貰うのだが、
転倒防止の為、支えに入った職員は、引っ掻き傷やら、噛まれた後など、付いてしまう。
立ち位置によってね、運が悪いとね。
オイラは、引っ掻かれたし、噛み付かれかけた。

爪切りと、入れ歯預かりって大事だなって、この時、実感した。
いや、噛まれないように入れ歯を預かっている訳ではない。
自分で外して囓ったり、トイレに捨てたりするのを防止する為なのだが、渾身の力で噛まれたら、腕の肉くらい噛みちぎられるので、噛み攻撃は、素早くよけるようにしとかないと、本当にヤバイし、感染症も怖い。

まさか、殴りつける訳にはいかないし、怒鳴るわけにもいかないので、ここにいなくちゃいけないかを、粘り強く説明して、その場だけでもいいから理解してもらおうとするのだが、曲がったヘソは治らない...でも30分もあれば、リセットされちゃって、はじめに戻る、そして繰り返し。(--;)

無論、本人には、事前に説明してあるし、その時は、分かりましたと答えてるし、でも、忘れちゃう。
仕方ない。

長くいる利用者さんが、フリータイムの時なんかに、
今は帰りたいだろうけど、その内慣れるし、ここの方がよくなるよ。^^
なんつって、話し込んでくれたりするので、大変、助かる。
何てったって、経験者からの一言のが、真実みがあるし重い。
もっとはっきり言わせて貰えれば、あたしなんか、ずっと施設で暮らしてるんだから、家に帰れるアンタは、まだ幸せなんだよ的な意味も含んでいると思う。
長期の利用者さんは、たぶん死ぬまで帰れない。
自分が最後の生き残り、帰る所が無い人もいる。

長期の人は、家族やら友人も頻繁に来てくれるし、そう寂しい限りって訳でもないと思うけど、自分の家には敵わないと思う。


こうゆう言い方は悪いが、ショートの人が帰ると、ホッとする。
いつもいる人なら、お互い、どんなか分かってるから、適切な距離感が出来上がっている。
ショートの人は、月に数日だけだから、状況が掴みにくい。

介護は、ガチンコ勝負。
人間同士の、ぶつかり合い。
利用者側も介護側も、「人となり」が大きく影響するし、試される。

日々精進。
おもしろいと思う。

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Last updated  2008年10月02日 20時40分06秒
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