薬剤師てるちゃんのサプリメント日記

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快眠1


最近暑いですし、睡眠不足が続くと体にこたえますよね。

ところで
日本人の睡眠の質を調べる大規模なアンケート調査の結果によると、
「全体的に見て、あなたはよく眠れていると思いますか?」という
質問に対し「はい」と答えた人が全体の約8割いたそうですが、

全体的な睡眠の質について、 半数以上の人が睡眠に対して
何らかの不満をもっていることがわかりました。


また同睡眠実態調査では「アテネ不眠尺度」という
睡眠のトラブルに関する自己評価も行った。
その結果「不眠症の疑いが少しある」と「不眠症の疑い」を合わせると全体の49.4%を占めていたにもかかわらず、。

よく眠れないと自覚している人は2割程度しかいないことから、
多くの人が不眠や睡眠障害に対して無自覚であることがわかる

さて眠れないとき、あなたはどんなことをしますか?
睡眠実態調査は同時に世界10カ国で実施されたもので、
不眠解消法はそれぞれ国によって異なり興味深い内容である。

「医師に受診」した割合は ポルトガル、オーストリア、南アフリカなどで
半数を超えているのに対し、 日本ではわずか7.8%。
逆に「 アルコール飲料を飲んだ」 と答えた人は30%で
日本人がトップ だった。

アルコールは寝入りはよくしますが、作用が持続しないため、
途中で目が覚めてしまうことが多く、睡眠の質も悪くと言われてます。
引用: ヘルスクリック

ということで、
よく眠れない方。自覚してない方もちょっと気にしてみて下さいね。

お酒に頼らない方法で熟睡したいですね。
日本では他国に比べ、医師に受診が少ないようですが
お医者さんに行ってもいいですし、
薬局でも睡眠改善薬販売しています。
薬剤師さんに相談もいいですよ。

いやそこまではという方、サプリメントの「バレリアン」は如何でしょう?

バレリアン (和名:セイヨウカノコソウ)*
【概要】
古代ギリシャ時代から神経の高ぶりを抑える植物として用いられてきた。
日本には江戸時代に渡来、
第一改正日本薬局方に「カノコソウ」の起原植物として収載。
また不眠症に対して欧米でよく用いられており、
臨床試験ではその効果が示されてきた。
通常の用量を用いる限り、安全性は比較的高いハーブである。
・睡眠障害(不眠症)に対して効果が認められている。
・不安感や神経症の症状にも利用される。
・詳細な作用メカニズムはまだ明らかになっていない。

【作用メカニズム】
 有効成分は、テルペン類や揮発油成分、アルカロイドなどである。
ベンゾジアゼピン系の薬と同様の働きを持ち、
脳内神経伝達物質であるギャバ(γアミノ酪酸)の働きを介する
中枢神経抑制作用が考えられている。

【摂取方法】
 不眠に対しては、就寝30分~1時間前に服用する。
短期間でも効果を認めるが、1カ月程度続けることで睡眠の質が改善する。
 また、不安感やストレス、神経症などに対する鎮静作用を期待する場合には日中でも使用することがある。

【注意事項】
 子供・妊娠中や授乳中での使用は、臨床データが存在しないため、
念のため利用を避ける。

【薬との相互作用】
 作用メカニズム的に、催眠作用のある薬との併用で
薬の作用が強まり、副作用が起こる可能性があるので避けるべきである。

【引用】
・サプリメント小事典(蒲原聖可)
・医療従事者のための機能性食品ガイド(吉川敏一、辻智子)

みなさん良い眠りを・・・zzz



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