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2005年02月26日
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カテゴリ: シネマ日記
「ゴッドファーザーパートIII」は当時のアンディ・ガルシア人気に乗って見ていましたが、遅ればせながらこの週末で「パートI」、「パートII」を見ました。
深い。深いが人間関係が複雑。脇役がみんな同じ人に見えて、誰が誰を殺したのかさっぱり分からないシーンがどっさり(特に「パートII」)。主人公のマイケル・コルレオーネが血気に満ちすぎていて、パートIII程魅力を感じない(そんなところも魅力のひとつか?)のは衝撃的でした。
ヴィト・コルレオーネ役のマーロン・ブランドとロバート・デニーロ(青年役)は、文句無く最高でした。むしろもっとこちらにフォーカスして欲しかったほど。特にニューヨークで大成したヴィトがコルレオーネ村に戻り、両親と兄を殺されたチッチオに復讐するところはしびれました。それと短気な長男ソニー、劣等感だらけの次男フレド、そして何と言っても、幼少から兄弟同様に育ったコルレオーネ家の頭脳、トムといった名脇役が若いながらも熟練した演技を見せていました。
それに反して、大変長いストーリーにもかかわらず、なぜ、そしていつからマイケルが「マフィアの父への反発」と「堅気を貫く」姿勢から、マフィアとして生きる道を選んだのか、またあれだけ残忍な人間に変貌できるのか、心の機微が読み取れない(これは脚本と監督に落ち度がある)。ケイを愛しておきながら、いきなり逃亡先のシチリアで現地女性と恋に落ちるのも「ん?」と首をひねる。結局アル・パチーノはパートIIIの演技が一番良かったように思えます。
子供を殺される悲哀さを演じたマーロン・ブランドとアル・パチーノでは、アル・パチーノに軍配。家の庭で心臓発作で死んでいく演技では、マーロン・ブランドに軍配。本当の「抗争」を描くという意味では、「ゴッドファーザー」より「仁義なき戦い」に軍配。
とりあえず人間関係をおさらいした後にもう一回見て、新たな感動を発見できるかどうか試してみたいと思います。





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最終更新日  2005年03月05日 10時44分25秒
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