いつかはカナダ犬と北京生活

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十二、映画館でWデート

十二、映画館でWデート


 ビンビンが二人に私を紹介した。ジャオ君は笑顔全開で、「学生の頃、日本語を少し勉強したことがあるんだ。老師はせ・ん・せ・いだよね?」などとフレンドリーに話しかけてくれたのに対し、レンさんはタバコをふかしながら私にチラっと目をやると、ニコリともせず「どうも」といった感じで一応の挨拶。な、なんか感じ悪いなーこの人。

 正直そう思いながらも、憧れのビンビンと、初めてのデート。私は幸せの絶頂にいた。2人きりだったら、緊張して会話が続かなかったかもしれない。そう考えるとWデートも悪くない♪私は夢心地で彼らのあとについていく。行き先は、既に3人が決めてくれているようだった。

 着いたのは映画館。誰かの提案で、韓国映画「我的野蛮女友(猟奇的な彼女)」を見ることになった(←実は、この2ヶ月前にDVDで鑑賞済み)。北京で映画館に入るのはこのときが初めて。私たちは、その少し古ぼけた建物の1階でお金を払い、2階へと続く狭い階段を上った。

続く→


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