いつかはカナダ犬と北京生活

いつかはカナダ犬と北京生活

三二、赤は熱い恋の色

三二、赤は熱い恋の色


 その日も、ビンビンの入れてくれた熱巧克力を飲みながら、私たちは4時間近くおしゃべりを楽しんだ。ヤッシーと彼も、すっかり打ち解けている様子。彼は、ランチボックスに巻いてある赤いハンカチを不思議に思ったのか、

 「あのハンカチにはどんな意味があるの?日本ではいつもあんな風に巻くの?」としきりに聞いてくる。その色からして、熱い熱~い愛情表現とでも思ったのかしらね!?そう、その通りよ♪

 夜10時を過ぎたとき、私とヤッシーはスタバを出た。永和大王で遅い夕食をとってから、部屋へと戻った。しばらく経ったとき、まだ勤務中のはずのビンビンからのメール。

 『今日は、本当にありがとう。君の作ったお寿司、とてもいい香りがして、見た目もすごく綺麗だった。本当にありがとう。君の部屋に行って休憩したいな。』

 たとえ彼女になれなくても、こうして私なりの方法で彼を喜ばせることができてすごく嬉しい。お寿司に込めた私の想い、少しは彼に届いたのかな?今日のうちに、もう一度だけ彼の顔が見たい。私はすぐに返事を送った。

 『じゃ、ちょっとうちに寄っていく?ヤッシーもいるしね。今夜は三人でお酒でも飲もうよ?』

続く→


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: