サリエリの独り言日記

サリエリの独り言日記

2012.09.19
XML
カテゴリ: カーネーション
 これまたまったくの推断ですが、こうした内容や形式の文面を不快に思う人たちが、現実にはかなりいるのかもしれない。で、これも推測なのですが、おそらく「違反報告」を行なった人たちは「カーネー」、及び「オノマチ」の相当コアなファンだろうということなのです。
 ひょっとしたら「侮辱された」あるいは「傷つけられた」と、かなり本気で怒っているのかもしれない。で、もしそうだとしたら、この人たちはこのドラマで何を観てきたのだろう、何に拍手喝采していたのだろう、と差し出がましい話と思いつつ逆に空恐ろしくなって来るのです。

 何もそれぞれの「楽しみ方」にいちいち(いかにも上から目線で)イチャモンつけるつもりはないし、ことさら話を難しくしようとしているわけでもない。それでもなお、いわゆる「糸子的な在り方」つまり自身も含めた世界に対して、いつも反「権力的」姿勢で臨んで来た彼女の姿に、もし本当に「共感」し声援して来たのだとするなら、こうした「狭量な構え」というのは本来馴染まないところがあるでしょう。
 まあ、NETの感想欄などというところは、「タカが朝ドラ」でも不特定多数の身元不明人が集うわけですから、ちょっとしたきっかけで荒れる危険はもともとあるわけです。以前にも触れましたが、特に「周防との不倫問題(!?)」の時には、明らかに組織的な罵倒の書き込みが大量にありましたし、今になってもまたぞろ例のフライデー事件で再燃しかかっているのです。「ドラマを地で行く」とか「ほっしゃん。の家族が可哀想」とかね。
 結局、皆さんこうした下世話で他人事のプライベートな話題が大好きなのでしょう(「勝の浮気問題」が、同列の騒ぎにいっこうになる気配がないのは、下世話だけども他人事じゃないからか?)。 
 「ほっしゃん。の家族が可哀想」というごく表面的な倫理的無謬性の構えの底には、「こうした言い方であれば、誰も反論出来まい」という無意識の権力思考性が働いている。

 これは「反日無罪」を掲げれば何をしても誰も文句を言えまい、というどこかの国の人たちの思考性と同じ立ち位置にいるわけです。その結果が我が身の「人としての尊厳」をどれだけ傷つけているか、彼らはまったく気づいていない。
 清朝時代に民衆の蜂起を時の政府が裏で支援した結果、どういう事態に立ち至ったか、今の彼の国の政府が知らないはずがないのですが、政治権力が流動化している中にあっては、権力者はどうしても衆を煽って権力思考に奔らせるという魔力に勝てないようです(これ、実は毛沢東の大きな「負の遺産」あるいは「呪い」なのですが、誰も気づいていないようですね。別にことさら彼の国を貶めているわけじゃないですよ)。

 問題なのは「誰も反論出来まい」という安全地帯からの構えで言い募るごと、逆にそれが現実の当事者たちをより多く傷つけることになるということに、誰も思い至らないという点なのです。このことに関しては、別の項目でまた取り上げようと思っていたのですが、例の「大津中二生自殺事件」の後の報道を見ていると、「いじめらた側のケア」ばかりが強調されて「いじめの構造」自体の分析がほとんどなされてない。

 いじめられる側はそのパーソナリティー(人格)や行動について、本来何ら「改変」する理由は無いわけです。「とにかく逃げろ」だの「学校に行かなくてよい」だの、「いじめられている側」が自身の振るまい方をあれこれアドバイスされるいわれは無いはずでしょう。
 自身がまともに学校に行けないような状況になっていること自体が異常なのであって、普通の学校生活が送れることを学校・教育委員会に求めるというのが、まず基本の筋として置かれるべきなのです(この場合、改変すべきは外部にある)。
 それがそうでなく、いじめられる側のあたかも「サヴァイバル指南」のような景況を示していること自体が、「いじめの構造解析」ではなく「いじめられる側」の差別化に繋がりかねない(現実の当事者たちを、結果的により多く傷つける)ということになる。
 と、また少し興奮して話が大きく逸れてしまいました。すいません。

 自身の遊びネタを使って言いたい放題でしたが、今回ここにUPするために自分の投稿内容を改めて見ていたら、いかにも下品で赤面するのを禁じ得ないですね。これはテレビ感想欄に投稿する時の私と、このブログにUPする時の自分が、微妙に「異なった人格を、我が身に想定している」ことを表わしているのです。
 なので、あっちへの投稿文として我ながら「結構イケてるじゃない」と思っていた中味が、こっちに置いてみると恥ずかしくて「穴があったら入りたい」。ホンマに笑ってしまうのですが、人というのは周囲の状況によって、いかようにも姿かたちを居心地の好いように「変容」させてしまうものなのかもしれません。それを首尾一貫性に欠けると目くじら立てても仕方がない。人と言わず生き物というのは、首尾一貫しないことによって多様に生き延びて来たし、「生物」という態様じたい「変容し続ける」という振るまいそのものだったかもしれないのです。

 となれば、下らない投稿内容でネット社会を、あれこれあげつらってもあんまり意味がないかもしれない。私がいかにも都合好く我が身を「変容」させているように、他の投稿者も普段よりはよほど「過激」に変容しているだろうからです。

― 「オモロイこと」? おわり ―





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.09.19 14:05:33
コメント(0) | コメントを書く
[カーネーション] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Calendar

Archives

2026.06
2026.05
2026.04
2026.03
2026.02

Profile

TNサリエリ

TNサリエリ

Comments

TNサリエリ @ Re[1]:Kyoto Tachibana High School Green Band 10.(09/07) ナガノさんへ  コメントいただき、ありが…
ナガノ@ Re:Kyoto Tachibana High School Green Band 10.(09/07) 2年遅れで、この文章を読んで泣けてしまっ…
TNサリエリ@ ふたたび、コメントありがとうございます。 cocolateさんへ 私自身、彼女の演奏に刺激…
cocolate@ Re:エレクトーンというガラパゴス 1.(06/17) 再びおじゃまします。 826askaさんのYouT…
cocolateさんへ@ コメントありがとうございます。 三年ほど前に826asukaさんのことを知り、…

Favorite Blog

まだ登録されていません

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: