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何年か前の名人戦カードですよね。
丁度、後手の斎藤慎太郎八段が角を並べて指した
苦しいであろう局面から拝見したので
ほんとに終盤、って感じの所だったと思うんですけど。
戦形は相掛かりだったみたいですね。
113手で渡辺明九段の勝利。
藤井聡太王位へ挑戦権獲得となりました。
渡辺明九段のタイトル戦登場は45回目だそうです。
王位には初挑戦。
<局後のインタビュー>
~今局振り返って~
渡辺:「序盤が結構長い将棋になったので手将棋模様で一手一手難しかったですね」
~王位戦初挑戦になりますが~
渡辺:「2七銀と上がってから飛車を切るのは不本意だったが
代案も分からず、どうなるかと思っていた」
「王位戦は一回も出れてない棋戦だったので・・・心残りはあった。
今回出場することが出来るのは嬉しいですね」
~藤井八冠との対戦~
渡辺:「タイトル戦を何回かやってきているが結果を出せてないので、
借りを返せるよう頑張りたい」
~今局を振り返って~
斎藤:「後手番としては勝負に持ち込めそうな展開を期待したんですけど
決戦の自玉の距離感を読めなかったので・・・終盤は互角の順がみつからなかったです」
~リーグ戦を振り返って~
斎藤:「4勝1敗で自分なりに戦えたかなと思ったんですけど・・・今日の将棋は難しい
終盤戦に持ち込む順が見つからず悔いが残ります」
盤側に内田記者の姿がみえますね。
感想戦は相変わらず明瞭な話し方で分かりやすいです。
(内容はチンプンカンプンですけどw)
斎藤:「こちらも手が詰まっちゃって・・・なんかこうあえて回らせてる感じがするので」
渡辺:「そうか、隙を狙う手は気づいてなかったですね、そうやってほぐしていくのか」
「極論としては(右の)銀が出て行って・・・しかし流石に手数がかかりすぎるんで」
斎藤:「こちらも銀をみて突きたい」
内田:「動いてもらって飛車を?」
渡辺:「角が動く手もあるんで・・・」
「(右の)銀が上がっているので自信がない」
斎藤:「この分かれはしょうがないかな・・・竜引いて長いかと思っていたんですが」
渡辺:「飛車で捉えた時の追い方が・・・」
「それで2二歩とか打って攻めてくるんですか?」
「いまいちですよね」
「どこで無視していいか・・・(4五桂馬と跳ねても)部分的に寄らない」
王位戦七番勝負の日程は以下だそうです。
第一局 7/6-7 徳川園~名古屋市東区
第二局 7/17-18 湯元啄木亭~北海道函館市
第三局 7/30-31 渭水苑~徳島市
第四局 8/19-20 洋々閣~佐賀県唐津市
第五局 8/27-28 中の坊瑞苑~神戸市北区
第六局 9/10-11 平田寺~静岡県牧之原市
第七局 9/24-25 元湯陣屋~神奈川県秦野市
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