○・。Mooncalfの絵本。・○

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2005年08月24日
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だって図書館でいっぱいかりれたんです。
これはカバーに書いてあったあらすじを見て気になってかりました。

どきどきしました。
1つの山に4つの高校。
しかも2つの男子校、2つの女子高、共学はないのです。
そんな閉鎖された世界で飛び交うウワサ。
次々に現実になっていくウワサ。
学園ものは恩田さんのお得意ですから、高校生たちがいきいきかかれていました。
思ったのは恩田さんにしては「不思議」要素が最後までおおきかったところ。
現実に隣接する「もうひとつの世界」の存在を明らかにしているところです。
恩田さんの作品は最初は摩訶不思議、でも次第にそれが理解の範囲になってくるタイプですが、これは最後まで不思議な世界を存在させていました。
この形が好きな人も、嫌いな人もいるでしょう。
私はあまり好きではない方です。
でも「ふしぎな世界があった」で終わらないところが恩田さんのすごいところ。
閉鎖された世界だからこそ「ふしぎな世界」に興味を持つ高校生たち。
その人たちが「帰ってくる」事を祈りながら、その地に伝わるようにあちこちに石をつみ続けようと決心するみのり。
呪術的なその行為を見ている側だった子が、大切な人たちのためにする側へ移るという神秘さ・・・。
そんな終わり方になるほど、と思いました。





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Last updated  2005年08月31日 11時50分38秒 コメントを書く
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