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よく見るとその水路の流れを大きな魚が上っているのです。
最初鯉の滝登りかと思いました。
それだけで感動していたのですが、よく見るとその魚は鯰でした。
大きなナマズが水路を上っているのです。
その下の水たまりには三匹の鯰がいました。
その時、私はあの鯰のことを思い出しました。
きっとあの鯰がお礼に来てくれたのだと思ったのです。
奥さんができて子供もできたよと報告してくれたのだと勝手に思ったのです。
人生で大きな鯰を見ることも、ましてや一度に四匹も見ることもありません。
偶然や思い込みだと片付ければそれまでですが、
命が通じていることを感じました。
命はどのような命でも同じだと思いました。
そして人間よりはるかにほかの生物のほうが言葉にできない力を
持っているのではないかと思います。
だから、命を大切にしなければならない。