江戸東京ぶらり旅

江戸東京ぶらり旅

江戸時代の遺産相続

江戸の遺産相続


 今,皆さんの親が亡くなったら,あなたが相続できる遺産は法律で決まっていますね。まずは税金,残りが相続分。子供が3人いれば,3等分。あなたが親の面倒を見たからとて自分で独り占めというわけにはいかない。だから普通の人が遺産を相続したからとて,それで食っていけるなんてことありません。

 東京では土地の値段が高いから,不動産を相続しようものなら大変。税金を払うだけの収入はないし,預貯金もない。あっても,それだけでは払えない。となると,不動産を処分しなくてはならない。お金に換えて,それで税金を払って,自分は郊外の安いマンションでも購入。せいぜいこんなところでしょう。



 ところが江戸時代はよかったですね。武士(つまり公務員ですが)である親が亡くなったら,長男はその給料を引き継ぐのです。親が年収1000万だったら,家を引き継いだ長男は同じ1000万をもらえる仕組みだったのですね。この家付き,年俸つきの「家禄」の特典,誠に有り難い家督相続の制度。バカでもアホでも,将来のことは安心していられる。幕府はこの制度で政権を維持していたのですね。でも,あなたが年俸の少ない武士の家に生まれたら? 最悪,どんなに努力したってもともと決まっている年俸。

 給料は米に換算して五百石取りとか二千石取りなんて表現したのですが,それだけの米が収穫できるとされる土地を与えられたのですね。それで収穫の6割はその土地の農民のもの,残り4割はあなたが年俸としてもらう分。あなたが五百石取りの旗本ならば,500×0.4=200石,これがあなたの実収入となります。1石が仮に6万円だとすると,年俸は1200万円でしょうか。米は,これを扱う札差しという職業の人が手数料をとってお金に換えてくれる。武士は札差しから前借りするとか,して金を手に入れる。札差しはその差額でずいぶんと儲けたのですね。

 豊作の年はいいけれど,飢饉のときは,同じ割合の米を年貢として納めてもらっても,実質の収入減。だから農民の苦労などお構いなく,自分の取り分の割合を高くする。こうなると政情不安,農民だって命がけ。一揆勃発となるのです。案外武士も大変だったのかも知れませんね。





a_blt0201.gifクリスマスのおすすめイルミネーションは  【こちら】   クリスマスのおすすめケーキは  【こちら】   待てないクリスマスは  【こちら】   暖かいダウンジャケットなら  【こちら】   この冬のこたつなら  【こちら】   クリスマスの贈り物はシャネルで  【こちら】   おせち料理の予約は  【こちら】   サンタクロースからのプレゼント  【こちら】


「江戸東京情報館@話題の宝庫」のトップページに戻る



© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: