江戸東京ぶらり旅

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池上本門寺



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 おおよそ法華経など深くは学ぶチャンスがないのですから,こんな説明もちんぷんかんぷんですね。でも本門寺は日蓮上人が生涯最後の20数日間を過ごし死去したところにできたのですから,ペテロが亡くなったところにサンピエトロ寺院が建てられたという感じですかね。1289年のことでした。9月8日,日蓮は武蔵国千束郷つまり大田区池上にあった鎌倉幕府の御家人・池上宗仲の屋敷に到着し,10月13日に亡くなったというわけ。池上宗仲が土地を寄進し,日蓮の弟子の日朗が伽藍を建立したのが本門寺とされます。

 境内に入り,公道のあちら,本殿裏に松涛園というのがありますが,ここがあの有名な西郷隆盛と勝海舟が江戸城明け渡しの会見をした場所。品川駅を下りて,線路沿いに田町方向へ歩くと「会見の碑」が立っていますが,実際の会見の場所はここだったのか。それとも会見は何度も場所をかえて行われたのか。

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