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ぶるchan
アルツハイマーになってからの母の笑顔が大好きになりました。あの笑顔を見ると「今、母は幸せなんだ・・」と切なくなります。
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2007年10月26日
カテゴリ： カテゴリ未分類
やはり「ガクッ」
と来るときがあります。あ～やっぱり、以前とは違うよね～って事が、最近もありました。
先週の土曜日に4人で（弟、母、旦那、私）でしゃぶしゃぶをやりました。
母は先ず「しゃぶしゃぶって何？」から始まり。。。
母「そんな料理、見た事も聞いた事もない。初めて～」と言っていました。
始めに野菜をしゃぶしゃぶしようかと思っていたら、
お腹がすいて殺気立ってる弟が、いきなり肉から始めた。
なので私も旦那もつられて、肉からしゃぶしゃぶ。
母に肉をしゃぶしゃぶやるやり方を教えた弟。
母「お肉が箸から離れてくれない～やだ～」
弟「いいんだよ！離さなくて！」
母「なんで～やだよ。あっち行け～」
私「隣のお前がお肉やってあげなね～」
せっせと自分と母の分をしゃぶしゃぶする弟。
そのうち母が食べなくなった。どうしてか聞いてみると
母「お湯の色が汚い」
肉をしゃぶしゃぶした後の鍋の中の色が、どうもダメらしい。
野菜を入れたら
「やだ～！！汚いよこの水～。泥水みたいだ～」といってブーイングの嵐。
弟「だまって食えよ。母ちゃん」
でも、母は食べませんでした。こういうところは頑固なんだな～。
そして、昨夜は寄せ鍋に（弟のリクエスト）
鍋の具材を切って準備している私に母が
母「今日はなあに？」
私「鍋だよ～。○○（弟）風邪気味だからあったかいのがいいから～」
母「鍋？」
私「そう、鍋だよ・・・そうすれば、明日の朝うどんを入れてお母ちゃんの朝食にもなるしって○○（弟）が言っていたよ。」
母「お前何言ってるの？今日の夕飯何作ってんの？って聞いてるの！」
私「だ・か・ら鍋！」
母「もう、お前には聞かない！」
はぁ～何怒ってんだ
そーかー料理の「ナベ」と「鍋」の区別がつかないんだ
というか料理の「ナベ」を忘れているんだ！！！
私「お母さん、今夜はこの鍋に色んな野菜やタラ、肉を入れて一緒に煮ながら食べたいんだって。」
母「ふ～ん。じゃあ一品しかないじゃん。あいつはおかずは３品じゃないと怒るよ。」
私「大丈夫だよ。アイツが作ってくれって言ったの。」
母「本当？」
私「それにね、残ったスープにうどん入れると美味しいから、そうすれば、お母さんの明日の朝食にも栄養たっぷりで丁度いいからってアイツ言ってたよ。優しいね～。」
母「ふ～ん・・・・」でも、まんざらじゃない様子。
これからの季節、「ナベ」と言う言葉をどう表現しようかな？
でも、ちょっと「やっぱり病気なんだな・・」と現実を垣間見たときでした。
最後までよんでくれて有難うございます。
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