定年退職親父の独り言

2019.02.02
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カテゴリ: 映画




解 説
テレビドラマ化もされた池井戸潤の同名企業犯罪小説を、野村萬斎主演で映画化。八角役を自身初のサラリーマン役となる萬斎が演じ、香川照之、及川光博、片岡愛之助、音尾琢真、立川談春、北大路欣也といった池井戸ドラマ常連俳優が顔をそろえる。監督は「陸王」「下町ロケット」「半沢直樹」など、一連の池井戸ドラマの演出を手がけた福澤克雄。

あらすじ
中堅メーカー・東京建電の営業一課で万年係長の八角民夫は、いわゆる「ぐうたら社員」。トップセールスマンで、八角の年下である課長の坂戸からは、そのなまけぶりを叱責され、営業部長・北川誠が進める結果主義の方針の下、部員たちが必死で働く中、八角はひょうひょうとした毎日を送っていた。そんなある日、社内でパワハラ騒動が問題となり、坂戸に異動処分が下される。坂戸に代わって万年二番手に甘んじてきた原島が新しい課長として一課に着任するが、そこには想像を絶する秘密と闇が隠されていた。

​ テレビドラマ、原作、そして今回の映画とこの作品には3回関わったことになる。どれが良かったかといえば原作だろう。今回は出演俳優も豪華だし期待をしていたのだが、残念な映画鑑賞になってしまった。
 原作は2011年に日経新聞電子版に掲載されたのが初出とのことだが、バブル崩壊後の2000年代、消費の縮小に伴い売上の減少を補うための不正な取引などが横行していた時代に、企業に所属する人間が組織の中で、不本意に服従しなければならない逡巡を描いた企業人哀歌なのか。
 最後に主人公が語る「不正はなくならない」という言葉を発するが、当時から20年近く経ち組織としての在り方も変化し、不正をしていては生き残れないという世の中に変わってきているのではないだろうか。時代が変化している中で敢えてこの小説を映画化した意味がよくわからなかった。

 ところで、劇場は池井戸潤の作品ということでほぼ満席だったが、「七つの会議」って何だと思った人が多かったのではないだろうかな。

 日経新聞社から出版された頃のインタビュー記事を発見 タイトルを理解するヒントになるかな。  
https://www.nikkei.com/article/DGXBZO42849390R20C12A6000000/

おすすめ度 ★★★☆☆


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最終更新日  2019.02.10 16:09:39
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