PR
キーワードサーチ
カレンダー
コメント新着
フリーページ
泉鏡花の小説「義血侠血(ぎけつきょうけつ)が新派劇として外題「滝の白糸」の名で一世
を 風靡したことで、その主人公の村越欣也が「高岡の片原町」に住んでいたという設定に
なっ ていることからこの片原町の角に「滝の白糸」の碑文が建っています。
「 滝 の 白 糸 」 の碑文
小説の書き出しは「越中高岡より倶利伽羅下の建場なる石動まで、四里八丁が間を定時発に乗り合い馬車あり」 で始まります。
この碑文は近年高岡LCの50周年事業の一環として建てられ 70×100サイズです。
作家・泉鏡花(明6~昭14)は金沢生まれで明治後期~昭和初期にかけて 活躍した小説家で幽玄華麗な作風であるとされ 「尾崎紅葉」に師事し多くの名作を遺した人です。
この小説は、後に検事代理に就任した若き主人公の「村越欣也」が大恩をうけた白糸を殺人犯として起訴する羽目になり、法と義理のなかで自殺するという悲恋の作品なのです。 (大恩とは・・白糸が馭者であった村越の向学心の望みを叶えようと援助を申し出でて、断る「欣也」に援助する。が最後の仕送りの金100円が強盗にうばわれて、そ奴を殺めるのです)そして・・皮肉にも欣也は検事代理として最初の裁判で白糸の自白をもとに死刑を求刑し、その後欣也は自から自殺をするのです。
この作品は過去4度も映画化され・・入江たか子・岡田時彦・1956年には若尾文子・菅原謙二主演。他にも「婦(おんな)系図」「夜叉が池」の映画化また歌も「石川さゆり」が出しています。
往年の名作をふり返ることも大事ですね。まして高岡に「縁」のあることありがたいですね。